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12ヶ月のシネマリレー 2024-2025

11月1日(金)~開催

日時

11月1日(金)~開催

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<映画館>という最高の環境で
“一期一会”の体験を─。

煌めくような名作・感動作を12ヶ月連続で上映するプロジェクト<12ヶ月のシネマリレー>第2弾。
国内初上映となる4Kレストア版を含めた珠玉の12作品をセレクト。

2022年に初めて開催されたこの特集上映は『ラストエンペラー』を筆頭に大変好評を博し、この度、満を持しての第2弾となる。
新旧、ジャンルを問わず、是非<映画館>で観てもらいたいという珠玉の12本をセレクト。月替わりで上映していく。
「昔観た作品を改めて」、もしくは「気になっていた作品を今度こそ映画館で」、それぞれの想いで楽しんで頂きたい。

本特集で4Kレストア版として日本初上映となるのは製作40周年となり、近年では『PERFECTDAYS』の大ヒットも記憶に新しい名匠ヴィム・ヴェンダース監督の不滅の名作『パリ、テキサス』、そしてガールズカルチャーを牽引し、多くのクリエイターに影響を与えたソフィア・コッポラ監督の長編デビュー作で日本公開25周年を迎える『ヴァージン・スーサイズ』の2作品。
その他にも坂本龍一が音楽を担当したベルナルド・ベルトルッチ監督の傑作『シェルタリング・スカイ』、ジョージ・クルーニーが監督しアカデミー賞Ⓡ主要6部門にノミネートされた『グッドナイト&グッドラック』、鬼才マッテオ・ガローネ監督により世界最初のおとぎ話を映画化した『五日物語 3つの王国と3人の女』など、全12作品をラインナップ。スクリーンで鑑賞できる貴重な機会となる。

【上映作品】

11月1日(金)より上映

第1弾
トランボ ハリウッドに最も嫌われた男
Trumbo
(2015年/アメリカ/124分/カラー/ビスタ)


© 2015 Trumbo Productions, LLC. ALL RIGHTS RESERVED
Photo © Hilary Bronwyn Gayle

第88回アカデミー賞®主演男優賞ノミネート
第73回ゴールデングローブ賞最優秀主演男優賞、最優秀助演女優賞ノミネート

“永遠の妖精”オードリー・ヘプバーンの不朽の名作、『ローマの休日』。
しかし、この物語を思いつき、脚本を書いた真の作家ダルトン・トランボの名前は本編にクレジットされなかった。
“赤狩り”によってハリウッドから追放され、偽名でアカデミー賞®を2度受賞するも、オスカー像を受け取れなかったトランボの数奇な運命を描く。

監督:ジェイ・ローチ
出演:ブライアン・クランストン、ダイアン・レイン、エル・ファニング、ヘレン・ミレン
原作:ブルース・クック(「トランボ ハリウッドに最も嫌われた男」)
脚本:ジョン・マクナマラ


12月上映

第2弾
五日物語 3つの王国と3人の女
Tale of Tales
(2015年/イタリア・フランス/133分/カラー/シネスコ/PG12)


© 2015 ARCHIMEDE S.R.L. – LE PACTE SAS

第68回カンヌ国際映画祭コンペ部門出品

3つの王国が君臨する世界で、女王は“母となること”を追い求め、老婆は“若さと美貌”を熱望し、王女はまだ見ぬ“大人の世界への憧れ”を抱いていた。
世界最初のおとぎ話「ペンタメローネ[五日物語]」をもとに、現代と変わることのない女の“性(サガ)”を描いた、壮麗で不気味な映像と皮肉に満ちた大人のファンタジー。

監督:マッテオ・ガローネ
出演:サルマ・ハエック、ヴァンサン・カッセル、トビー・ジョーンズ、ジョン・C・ライリー
原作:ジャンバティスタ・バジーレ(「ペンタメローネ[五日物語]」)


2025年1月上映

第3弾
パリ、テキサス 4Kレストア版
Paris, Texas
(1984年/西ドイツ・フランス/146分/カラー/ヨーロピアン・ビスタ)※4Kレストア版国内初上映


© 1984 Road Movies Filmproduktion – Argos Films
Courtesy of Wim Wenders Stiftung – Argos Films

第37回カンヌ国際映画祭パルム・ドール受賞
第77回 カンヌ国際映画祭クラシックス部門出品

監督:ヴィム・ヴェンダース
出演:ハリー・ディーン・スタントン、ナスターシャ・キンスキー、ハンター・カーソン 、ディーン・ストックウェル
脚本:サム・シェパード
撮影:ロビー・ミューラー
音楽:ライ・クーダー


2025年2月上映

第4弾
グッドナイト&グッドラック
Good Night, and Good Luck.
(2005年/アメリカ/93分/モノクロ/ビスタ)


© 2005 Good Night Good Luck, LLC. All Rights Reserved.

第78回アカデミー賞®主要6部門ノミネート
第62回ヴェネチア国際映画祭3部門受賞(最優秀男優賞、最優秀脚本賞、国際映画批評家連盟賞)

1953年、マッカーシー上院議員による“赤狩り”が全米を恐怖に陥れ、マスコミは沈黙を余儀なくされていた。
そんな中、人気キャスターのエド・マローは政治的脅迫を受けながらも、言葉を武器にマッカーシーの恐怖戦術を暴こうと奔走する。

監督・脚本・出演を務めるクルーニーのキャスターであった父の影響が色濃く反映された作品。

監督・脚本:ジョージ・クルーニー
出演:ジョージ・クルーニー、デヴィッド・ストラザーン、ロバート・ダウニー・Jr.、パトリシア・クラークソン
製作:スティーヴン・ソダーバーグ


2025年3月上映

第5弾
ローガン・ラッキー
Logan Lucky
(2017年/アメリカ/119分/カラー/シネスコ)


© 2017 Incarcerated Industries Inc. All Rights Reserved.

全米映画批評サイトロッテントマト満足度92%

不運続きのローガン兄弟は、爆弾に関して天才的な技術を持つ囚人ジョーを脱獄させ、カーレースの最中にその売上金を盗もうと企てる。
ド素人強盗団によるエキセントリックなトリックを、あなたは見破れるか!?

引退宣言を撤回したスティーヴン・ソダーバーグ監督のもとに、豪華キャストが集結し繰り広げる痛快クライム・エンタテインメント。

監督:スティーヴン・ソダーバーグ
出演:チャニング・テイタム、アダム・ドライヴァー、ダニエル・クレイグ、ヒラリー・スワンク、ライリー・キーオ、セバスチャン・スタン


2025年4月上映

第6弾
シェルタリング・スカイ
The Sheltering Sky
(1990年/イギリス/138分/カラー/シネスコ/R18+)


© The Sahara Company Limited & Tao Films SRL. 1990

第48回ゴールデングローブ賞音楽賞受賞

北アフリカの砂漠地帯で、ニューヨークから来た作曲家ポートと妻キットは、失われた情熱を再び探し求める。異国の熱気に誘われたポートは現地の女性と快楽に溺れ、キットも同行した青年ジャックとの情事にふける。

原作ポール・ボウルズ。巨匠ベルナルド・ベルトルッチ監督×音楽:坂本龍一による、濃厚なエロスと詩情が交錯する傑作。

監督:ベルナルド・ベルトルッチ
出演:デブラ・ウィンガー、ジョン・マルコヴィッチ、キャンベル・スコット、ジル・ベネット、ティモシー・スポール
原作:ポール・ボウルズ (「シェルタリング・スカイ」)
製作:ジェレミー・トーマス
音楽:坂本龍一


2025年5月上映

第7弾
ヴァージン・スーサイズ 4Kレストア版
The Virgin Suicides
(1999年/アメリカ/98分/カラー/ビスタ)※4Kレストア版国内初上映


Photo © Corrine DAY / Clayton JOYE / Pierre VINET

第52回カンヌ国際映画祭監督週間出品

ヘビトンボが舞う季節、リズボン家の5人姉妹の末娘セシリアが自殺未遂を起こす。
理由の分からない大人たちは、彼女を励ますため、近隣の少年たちを招きパーティを開く。しかし悲劇は再び訪れ、姉妹は軟禁状態に。

2000年に渋谷系ミニシアター・シネマライズにて公開されたソフィア・コッポラの長編初監督作品を国内初となる4Kレストア版で上映。

監督・脚本:ソフィア・コッポラ
出演:ジェームズ・ウッズ、キャスリーン・ターナー、キルステン・ダンスト、ジョシュ・ハートネット、ハンナ・ホール、チェルス・スウェイン、A・J・クック、レスリー・ヘイマン
原作:ジェフリー・ユージェニデス (「ヘビトンボの季節に自殺した五人姉妹」)
音楽:AIR


2025年6月上映

第8弾
ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ
Buena Vista Social Club
(1999年/ドイツ・アメリカ/105分/カラー/ビスタ)


© 1999 Road Movies
Courtesy of Wim Wenders Stiftung

第72回アカデミー賞®長編ドキュメンタリー映画賞ノミネート

ライ・クーダーがキューバ音楽の巨人たちと創り上げたグラミー賞®受賞アルバム「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」。

ヴェンダース監督がクーダーに同行し彼らを追いかけた本作は、90年代に最も愛されたドキュメンタリーのひとつであり、キューバ革命前の遺産への熱烈な頌歌である。日本では当時シネマライズにて公開しロングラン興行に。

監督・脚本:ヴィム・ヴェンダース
出演:ライ・クーダー、イブライム・フェレール、ルベーン・ゴンザレス、エリアデス・オチョア、オマーラ・ポルトゥオンド、コンパイ・セグンド


2025年7月上映

第9弾
恋するリベラーチェ4K
Behind the Candelabra
(2013年/アメリカ/118分/カラー/ビスタ/R15+)


© 2024 Home Box Office, Inc. All rights reserved. HBO® and all related programs are the property of Home Box Office, Inc.

第66回カンヌ国際映画祭コンペ部門出品
第65回エミー賞で作品賞、監督賞、主演男優賞ほか最多11部門受賞
第71回ゴールデングローブ賞テレビムービー部門作品賞受賞

派手な衣装と巧みな話術、類まれなピアノ演奏で“ミスターショウマンシップ”と呼ばれるリベラーチェ。
そんな彼のもとに、ハンサムな青年スコット・ソーソンが訪れる。異なる年齢と世界に住む二人はたちまち魅了され、秘められた恋愛関係が始まる。

エミー賞をほぼ独占し、カンヌ国際映画祭コンペ部門にも出品された話題作。

監督:スティーヴン・ソダーバーグ
出演:マイケル・ダグラス、マット・デイモン、ダン・エイクロイド、スコット・バクラ、デビー・レイノルズ
脚本:リチャード・ラグラヴェネーズ
原作:スコット・ソーソン(「Behind the Candelabra」)


2025年8月上映

第10弾
ギルバート・グレイプ
What’s Eating Gilbert Grape
(1993年/アメリカ/118分/カラー/ビスタ)


TM & © MCMXCIII by Paramount Picture Corporation. All Rights Reserved.

第66回アカデミー賞®助演男優賞ノミネート
第51回ゴールデングローブ賞助演男優賞ノミネート

アイオワ州の小さな町、身動きできないほど太った過食症の母と知的障害を持つ弟の世話に明け暮れる青年ギルバート。
ある日、トレーラーで旅する自由な少女と出会い、自分の人生を見つめ直す姿を描いたヒューマンドラマ。

ハルストレム監督のハリウッド進出2作目。
アカデミー賞®助演男優賞にノミネートされたディカプリオの好演が光る。

監督:ラッセ・ハルストレム
出演:ジョニー・デップ、レオナルド・ディカプリオ、ジュリエット・ルイス
原作・脚本:ピーター・ヘッジズ
撮影:スヴェン・ニクヴィスト


2025年9月上映

第11弾
荒野の誓い
Hostiles
(2017年/アメリカ/135分/カラー/シネスコ)


© 2017 YLK Distribution LLC. All rights reserved.

第39回ヴェネチア国際映画祭金獅子賞

1892年アメリカ。陸軍大尉ジョーは、かつての宿敵シャイアン族の長とその家族を故郷まで護衛する任務に就く。一行にはコマンチ族に家族を殺された女性ロザリーもいた。
心に傷を負った彼らだったが、生き延びるために協力せざるを得ないことを知る。

クーパーの緊張感に満ちた演出と、名優ベールにパイクも加わった重厚な西部劇。

監督・脚本・製作:スコット・クーパー
出演:クリスチャン・ベール、ロザムンド・パイク、ウェス・ステューディ、ベン・フォスター、ティモシー・シャラメ


2025年10月上映

第12弾
パーソナル・ショッパー
Personal Shopper
(2016年/フランス/105分/カラー/シネスコ)


Photo © Carole Bethuel

第69回カンヌ国際映画祭監督賞受賞

忙しいセレブに代わり服やアクセサリーを買い付ける“パーソナル・ショッパー”としてパリで働くモウリーン。
数ヶ月前に双子の兄を亡くし悲しみに暮れていたが、携帯に奇妙なメッセージが届き始め、不可解な出来事が続発する。

「美しくも奇妙」とカンヌを揺るがした異色の心理ミステリー。

監督:オリヴィエ・アサイヤス
出演:クリステン・スチュワート、ラース・アイディンガー、シグリッド・ブアジズ


【12ヶ月のシネマリレー 2024-2025】
配給:東北新社
企画協力:東京テアトル、武蔵野興業
協力:BS10スターチャンネル