赤い砂漠 4K修復版【ミケランジェロ・アントニオーニ レトロスペクティヴ 愛の不毛、彷徨える魂】 IL DESERTO ROSSO/RED DESERT
(c) 1964 RTI
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無機質な工場地帯が広がる海辺の都市ラヴェンナ。
夫と子どもと暮らすジュリアーナは、数年前の交通事故のショックから立ち直れず、不安障害に悩まされていた。
ある日、彼女は夫からコラドという同僚を紹介される。次第に二人は仲を深めていくが、ジュリアーナの精神が安定することはなく・・・。
『赤い砂漠 4K修復版』※当館では2K上映 IL DESERTO ROSSO/RED DESERT
(1964年/イタリア、フランス/117分/アメリカンビスタ/カラー)
監督・原案・脚本:ミケランジェロ・アントニオーニ
出演:モニカ・ヴィッティ、リチャード・ハリス、カルロ・キオネッティ
原案・脚本:トニーノ・グエッラ
撮影:カルロ・ディ・パルマ
音楽:ジョヴァンニ・フスコ、ビットリオ・ジエルメッティ
フェデリコ・フェリーニやルキノ・ヴィスコンティと並び称されながらも、日本においてはその二人の監督に比べ代表作さえ劇場で観る機会が少なかったイタリアの巨匠ミケランジェロ・アントニオーニ。
2024年4月にフランス・パリのシネマテークで開催されたレトロスペクティヴをきっかけに、世界的に再評価が高まる中、遂に日本でも特集上映の開催が決定。上映作品は『愛と殺意』『敗北者たち』『女ともだち』『情事』『赤い砂漠』の5作品。
『愛と殺意』『敗北者たち』は今回が国内での一般劇場初公開、素材はすべてがデジタルリマスターされたもので、『愛と殺意』『情事』『赤い砂漠』は4K修復版、『敗北者たち』『女ともだち』は2K修復版の新素材での上映となる。
※当館では2K上映
ミケランジェロ・アントニオーニ
Michelangelo Antonioni (1912.9.29~2007.7.30)
1912年、北イタリア・フェラーラ生まれ。ボローニャ大学で経済学を学びながら、地元紙で映画批評を執筆。その後ローマに移り、1950年に長編デビュー作『愛と殺意』を発表し、『女ともだち』『さすらい』で現代社会における人間の孤独、不安定な人間関係を独自の映像表現で描いた。1960年の『情事』で国際的な評価を獲得、『夜』『太陽はひとりぼっち』とともに「愛の不毛三部作」と呼ばれている。『赤い砂漠』では初のカラー作品に挑み、『欲望』ではカンヌ国際映画祭パルム・ドールを受賞。『砂丘』『中国』『さすらいの二人』など意欲的な作品を発表し続けた。世界三大映画祭の全てで最高賞を受賞し、1985年に脳卒中で倒れた後も創作を続け、後続の映画監督たちに多大なる影響を与えた。
【ミケランジェロ・アントニオーニ レトロスペクティヴ 愛の不毛、彷徨える魂】
配給:ザジフィルムズ