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惑星ソラリス デジタル・リマスター版【タルコフスキー特集2026 超域の映像】 Solyaris/Solaris

詳細 DETAIL

ロシアの名匠アンドレイ・タルコフスキーが、ポーランドの作家スタニスワフ・レムの代表作「ソラリスの陽のもとに」を映画化した傑作SF。

1972年カンヌ国際映画祭審査員特別賞他世界SF映画史上に金字塔を打ち立てた作品である。極限状態にある人間の心に焦点を当て、哲学的命題を観客に投げかけてよこす。ちなみに未来都市の風景として映し出されるのは、東京都港区赤坂見附の立体交差。一人で見ては語りたくなり、誰かと一緒に見ては考える、そんな深い思索を呼び覚ます映画である。

【STORY】

海と雲に覆われ、生物の生存が確認されていない惑星ソラリス。だが、ソラリスの海は理性を持つと科学者たちは考え、何度も海と接触しようと試みたが失敗。宇宙ステーションは混乱に陥り、地上との交信が途切れてしまう。その調査のために派遣された心理学者クリスの目前に現れたのは、友人の死体に自殺した妻。さらに、残された二人の科学者は何かに怯えている…。

『惑星ソラリス デジタル・リマスター版』Solaris
(1972年/ソビエト/165分/モノクロ・カラー)

監督:アンドレイ・タルコフスキー
出演:ナターリヤ・ボンダルチュク、ドナタス・バニオニス、ユーリ・ヤルベット、アナトリー・ソロニーツィン、ウラジスラフ・ドボルジェツキー、ニコライ・グリニコ
原作:スタニスワフ・レム『ソラリスの陽のもとに』
脚本:フリードリフ・ゴレンシュテイン、アンドレイ・タルコフスキー


戦場が、廃墟が、歴史の地層が、更には未知の惑星が──
タルコフスキーがなまなましくとらえたこの現実
鮮烈なビジョンは一転、ついに超感覚の空間へと変貌する──

旧ソ連映画界の巨匠にして現代映画に多大な影響を与え続ける不世出の映画作家

アンドレイ・タルコフスキー
Andrey Tarkovsky
Андрей Арсеньевич Тарковский

1932年4月4日、旧ソ連ヴォルガ川流域のイワノヴォ地区、ユリエヴェツの近郊ザヴラジェ生まれ。父は詩人として著名なアルセーニイ・タルコフスキー。幼くして両親が別れ、以後、母親に育てられる。
1962年、長編映画第一作『僕の村は戦場だった』を監督。ヴェネチア国際映画祭でサン・マルコ金獅子賞を受賞。1967年にはロシアの伝説的な画家を描いた『アンドレイ・ルブリョフ』のシナリオを完成させるが、歴史解釈をめぐってソ連当局の激しい批判を受け、5年間上映を禁止される。一方で同作品は1969年のカンヌ国際映画祭で国際映画批評家連盟賞を受賞。ソ連では1971年12月にモスクワで公開された。その後も『惑星ソラリス』(1972)、『鏡』(1975)、『ストーカー』(1979)と映画史に傑出する作品を世に送り出し、世界的な評価を確立。しかしソ連国内の厳しい検閲は依然としてあり、はじめてソ連国外で製作された長篇第6作が『ノスタルジア』(1983)である。翌年完成し、カンヌ国際映画祭に出品されると特設された「この映画の創造に対する特別大賞」など受賞。ロンドンでオペラ「ボリス・ゴドゥノフ」を演出した後、1984年、事実上の亡命を宣言。1986年にスウェーデンとフランスの合作映画『サクリファイス』が完成。カンヌ国際映画祭で審査員特別大賞、国際映画批評家連盟賞、エキュメニック賞、芸術特別貢献賞を受賞。同年12月29日、肺がんのためパリにて死去した。享年54歳。葬儀はパリの聖アレクサンドル・ネフスキー寺院で執り行われた。

Filmography
1960 『ローラーとバイオリン』 Katok i skripka
1962 『僕の村は戦場だった』 Ivanovo detstvo
1967 『アンドレイ・ルブリョフ』 Andrey Rublev
1972 『惑星ソラリス』 Solyaris
1975 『鏡』 Zerkalo
1979 『ストーカー』 Stalker
1983 『ノスタルジア』 Nostalghia
1986 『サクリファイス』 Offret


【タルコフスキー特集2026 超域の映像】
配給:パンドラ