日時
1月3日(金)~1月9日(木)※1週間限定上映
1月3日(金)~1月9日(木)※1週間限定上映
『光のノスタルジア』(2010 年/フランス、ドイツ、チリ/1:1.85/90分)
©Atacama Productions(Francia)Blinker Filmproduktion&WDR(Alemania),Cronomedia(Chile)
チリ・アタカマ砂漠。生命の起源を求めて天文学者たちが遠い銀河を探索するかたわらで、行方不明になった肉親の遺骨を捜して、砂漠を掘り返す女性たち……永遠とも思われる天文学の時間と、愛する者を失った遺族たちの止まってしまった時間が交差する。
全長4600 キロ以上に及ぶチリの長い海岸線。海は人類の歴史をも記憶している。
チリ、西パタゴニアの海底でボタンが発見された。
──そのボタンは政治犯として殺された人々や、祖国と自由を奪われたパタゴニアの先住民の声を我々に伝える。
1973年9月11 日、チリ、軍事クーデターは多くの市民の人生を大きく変えることになる。
本作に登場する作家や彫刻家、音楽家たちの告白と記憶。
そこにはいつ何時も輝き、鎮座するアンデスの山々があった──