ラ・カリファ【エンニオ・モリコーネ特選上映 Morricone Special Screening×2】 LA CALIFFA
4月19日(金)~上映
4月19日(金)~上映
1971年度カンヌ国際映画祭コンペティション部門出品
1971年度デヴィッド・ディ・ドナテッロ 主演男優賞受賞(ウーゴ・トニャッツイ)
かつての仲間だった工場長とストライキの女性リーダーが禁断の恋におちてゆく社会派メロドラマ。32歳の女盛りを迎えた凛々しいロミー・シュナイダーと、『Mr.レディ Mr.マダム』シリーズのウーゴ・トニャッツイが大人の恋を演じる。
本作のテーマ曲は、数あるモリコーネのスコアの中でも人気上位曲として知られているが、映画自体は日本ではずっと未公開のままだった。
今回ファン待望の日本初公開が実現する。監督は脚本家として活躍し、本作で監督デビューを飾ったアルベルト・ベヴィラクア。
『ラ・カリファ』(1970年/イタリア・フランス/ドラマ/原題:LA CALIFFA/112分/カラー/ビスタサイズ/DCP/イタリア語/モノラル)
監督・脚本:アルベルト・ベヴィラクア
出演:ロミー・シュナイダー、ウーゴ・トニャッツイ、マリーナ・ベルティ、マッシモ・ファネッリ、ロベルト・ビサッコ
撮影:ロベルト・ジェラルディ
音楽:エンニオ・モリコーネ
エンニオ・モリコーネ ENNIO MORRICONE
1928年ローマ生まれ。幼少の頃からトランペットを習い、その後サンタ・チェチーリア音楽院で作曲を学ぶ。卒業後はイタリアRCAレコードの看板アレンジャーとして活躍し、61年『ファシスト』(未)で映画音楽家デビューを飾った。セルジオ・レオーネ監督の“ドル3部作”(64~66)で注目を集め、同監督の『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』(84)で映画音楽家としての地位と名声を確立した。
その後も『ミッション』(86)『アンタッチャブル』(87)『ニュー・シネマ・パラダイス』(88)『バグジー』(91)『海の上のピアニスト』(98)『マレーナ』(00)など数々の名作でその才を発揮。アカデミー賞作曲賞に6度ノミネートされ、『ヘイトフル・エイト』(15)でついに受賞を果たす。その91年の生涯で500本以上もの映画・テレビ音楽を手がけた。2020年ローマで死去。
2023年には愛弟子で親友のジュゼッペ・トルナトーレ監督によるドキュメンタリー映画『モリコーネ映画が恋した音楽家』(21)が公開された。
【エンニオ・モリコーネ特選上映 Morricone Special Screening×2】
配給:キングレコード