死刑台のメロディ 4Kリマスター・英語版【エンニオ・モリコーネ特選上映 Morricone Special Screening×2】 SACCO E VANZETTI
4月19日(金)~上映
4月19日(金)~上映
1920年代のアメリカで実際に起こった悪名高き冤罪事件“サッコ=ヴァンゼッティ事件”。その人種的、思想的差別と偏見に満ちた裁判の一部始終を、ジュリアーノ・モンタルド監督が冷徹に映画化。
サッコ役のリカルド・クッチョーラが迫真の演技で、1971年度カンヌ国際映画祭最優秀男優賞を受賞した。名匠エンニオ・モリコーネが音楽を手がけ、彼の代表作のひとつに数えられている。
また本作に賛同した活動家で歌手のジョーン・バエズが主題歌(「勝利への讃歌」)と挿入歌(「サッコとヴァンゼッティのバラード」)の2曲を哀悼を込めて歌い、話題となった。
『死刑台のメロディ 4Kリマスター・英語版』(1971年/イタリア/ドラマ/原題:SACCO E VANZETTI/125分/カラー/ビスタサイズ/DCP/英語/モノラル)
監督・脚本:ジュリアーノ・モンタルド
出演:ジャン・マリア・ヴォロンテ、リカルド・クッチョーラ、ミロ・オーシャ、シリル・キューザック、ロザンナ・フラテッロ
撮影:シルヴァーノ・イッポリティ
音楽:エンニオ・モリコーネ
主題歌:ジョーン・バエズ
エンニオ・モリコーネ ENNIO MORRICONE
1928年ローマ生まれ。幼少の頃からトランペットを習い、その後サンタ・チェチーリア音楽院で作曲を学ぶ。卒業後はイタリアRCAレコードの看板アレンジャーとして活躍し、61年『ファシスト』(未)で映画音楽家デビューを飾った。セルジオ・レオーネ監督の“ドル3部作”(64~66)で注目を集め、同監督の『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』(84)で映画音楽家としての地位と名声を確立した。
その後も『ミッション』(86)『アンタッチャブル』(87)『ニュー・シネマ・パラダイス』(88)『バグジー』(91)『海の上のピアニスト』(98)『マレーナ』(00)など数々の名作でその才を発揮。アカデミー賞作曲賞に6度ノミネートされ、『ヘイトフル・エイト』(15)でついに受賞を果たす。その91年の生涯で500本以上もの映画・テレビ音楽を手がけた。2020年ローマで死去。
2023年には愛弟子で親友のジュゼッペ・トルナトーレ監督によるドキュメンタリー映画『モリコーネ映画が恋した音楽家』(21)が公開された。
【エンニオ・モリコーネ特選上映 Morricone Special Screening×2】
配給:キングレコード