日時
6月2日(金)~上映
料金
一般¥1,900/シニア(60歳以上)¥1,300/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(16歳~18歳) ¥1,000/ジュニア(15歳)¥800/UPLINK京都会員¥1,100(土日祝¥1,300)/UPLINK京都ユース会員(22歳以下)いつでも¥900/障がい者割引¥1,000
6月2日(金)~上映
一般¥1,900/シニア(60歳以上)¥1,300/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(16歳~18歳) ¥1,000/ジュニア(15歳)¥800/UPLINK京都会員¥1,100(土日祝¥1,300)/UPLINK京都ユース会員(22歳以下)いつでも¥900/障がい者割引¥1,000
フィクションとドキュメンタリーの境界が一気にガラガラと壊されるラストシーンには、圧倒されるしかない。
ミケランジェロ・アントニオーニの『赤い砂漠』を手本のひとつとしたかに思われる、息詰まるような画面設計。そうした閉塞的な社会で激しくぶつかり合う男と女。相手の可能性を否定する家父長的な力学は、現代にも通用してしまう深刻なテーマだろう。ドキュメンタリー作家としてキャリアをスタートさせたメーサーロシュが、作為性や修飾を極限にまで削ぎ落した「真実」の記録。
ユリは工場勤務の傍ら、農学を学んでいる。工場の上司は彼女と恋に落ちる。
ユリは彼に誠実な関係を望むいっぽう、前パートナーとの間に子どもがいる事実を隠している。やがて彼女の秘密は明らかになるのだが、上司は子どもの存在を受け入れるだけの心の準備ができておらず……。
『ナイン・マンス』(1976年/ハンガリー/スタンダード/カラー/94分/4Kレストア/R15+/英題:Nine Months/原題:Kilenc hónap)※当館は2K上映
監督:メーサーロシュ・マールタ
出演:モノリ・リリ、ヤン・ノヴィツキ
【メーサーロシュ・マールタ監督特集 女性たちのささやかな革命】
後援:駐日ハンガリー大使館、リスト・ハンガリー文化センター
配給:東映ビデオ