ジュリエット あるいは夢の鍵/愛人ジュリエット 4Kデジタル・リマスター版 Juliette, or Key of Dreams/Juliette ou La clef des songes
1月13日(金)上映
日時
1月13日(金)上映
料金
【特別料金】一律¥1,500 /UPLINK会員¥1,100(土日祝¥1,300)/UPLINKユース会員(22歳以下)いつでも ¥900※サービスデー適用外、各種鑑賞券・招待券使用不可
1月13日(金)上映
1月13日(金)上映
【特別料金】一律¥1,500 /UPLINK会員¥1,100(土日祝¥1,300)/UPLINKユース会員(22歳以下)いつでも ¥900※サービスデー適用外、各種鑑賞券・招待券使用不可
『天井桟敷の人々』のマルセル・カルネが、夢と現実の間に彷徨う青年の苦悩を見事に描いたファンタジックな恋物語。『天井桟敷の人々』の名匠マルセル・カルネが1942年より温めていた企画で、全編夢とも現実ともつかない不思議な雰囲気をたたえている。当初予定されていたのは台詞にジャン・コクトー、主演にジャン・マレーとミシュリーヌ・プレールだった。1950年の製作の時点でマルセル・カルネは主演をジェラールに決めたが、注目していたレスリー・キャロン(『巴里のアメリカ人』)をMGMにとられてしまう。撮影は『美女と野獣』『ローマの休日』など数々の名作を手掛けたアンリ・アルカン。美術は幻想的なブローニュの森をスタジオに完璧に再現したアレクサンドル・トローネル(『天井桟敷の人々』『アパートの鍵貸します』)、そして音楽は「枯葉」などジャンソン、映画音楽を数多く手掛けたジョゼフ・コスマで、テーマ曲「失われた恋」は1951年カンヌ国際映画祭で音楽賞を受賞した。
恋人ジュリエットのために店の金を盗んだ若者ミシェルは刑務所に入れられてしまう。牢獄の中でジュリエットを想ううちにミシェルはいつの間にか陽光がさんさんと降り注ぐ村へとたどり着く。そこは誰もが思い出を持たない“忘却の村”。村をさまよい歩くうちに、ミシェルはジュリエットが村の領主“青ひげ”の城に幽閉されていることを知る。やっとのことでジュリエットに再会することができたが、ジュリエットは村の人々と同じようにミシェルとの思い出を失っていた。何とかジュリエットの記憶を呼び覚まそうとするミシェル。“青ひげ”に再び捕らえられたジュリエットを迎えに城を襲撃したミシェルが目にしたのは、“青ひげ”の花嫁として純白の結婚衣装に身を包んだジュリエットだった……。
『ジュリエット あるいは夢の鍵/愛人ジュリエット 4Kデジタル・リマスター版』※当館は2K上映(1951年/106分/93分/フランス/モノクロ/スタンダード/モノラル/原題:Juliette ou La clef des songes/日本初公開:1952年/4K日本初公開)
監督・脚本:マルセル・カルネ
出演:ジェラール・フィリップ, シュザンヌ・クルーティエ、イヴ・ロベール
『ジェラール・フィリップ 生誕100年映画祭』
配給:セテラインターナショナル