日時
7月26日(月)上映※上映終了
料金
【特別料金】一般¥1,800/シニア(60歳以上)¥1,300/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(16歳~18歳)¥1,000/ジュニア(15歳以下)¥800/UPLINK京都会員いつでも¥1,000/UPLINK京都ユース会員(22歳以下)いつでも¥900
7月26日(月)上映※上映終了
【特別料金】一般¥1,800/シニア(60歳以上)¥1,300/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(16歳~18歳)¥1,000/ジュニア(15歳以下)¥800/UPLINK京都会員いつでも¥1,000/UPLINK京都ユース会員(22歳以下)いつでも¥900
滑稽であるがゆえに貴く、凡庸であると同時に美しい、男と女の恋模様。のちに、80年代の〈喜劇と格言劇〉シリーズ、90年代の〈四季の物語〉シリーズへと成熟してゆく巨匠エリック・ロメールが、構想10年をかけ、いちばん最初に作りあげた連作が本特集〈六つの教訓話〉です。ふたりの魅力的な女性のあいだで翻弄されながら、運命の愛を求め、ひとりよがりの夢想と葛藤に思い悩む男たちの可笑しさが、6作品揃いました。
さらに〈六つの教訓話〉シリーズに加え、本特集では、「カイエ・デュ・シネマ」誌に映画批評を寄稿しはじめた頃の若きロメールが、ゴダール、シャブロルらと共に撮った才気あふれる短編6作品も上映いたします。
■【エリック・ロメール監督特集上映】全体スケジュールのご確認はこちら
『クレールの膝』<六つの教訓>シリーズ第五話
(1970年/フランス/スタンダード/カラー/106分/Le Genou de Claire)
別荘を売却するため避暑地アヌシーに赴いた外交官 のジェロームは、旧友の作家オーロラと再会。オーロラ の口車に乗って、ローラとクレールという美しい姉妹を誘惑することになるジェロームだったが・・・。結婚を間近に控えたもう若くはない男が10代の少女の膝に執心するという一見不道徳な物語だが、あふれ出るユーモアとあっけらかんとした官能性が絶妙なバランスで均 衡するロメール美学の白眉。
★ルイ・デリュック賞 ★サン・セバスチャン映画祭グランプリ ★全米批評家協会賞作品賞
撮影:ネストール・アルメンドロス
出演:ジャン=クロード・ブリアリ、オーロラ・コルニュ、ベアトリス・ロマン
『ある現代の女子学生』
(1966年/フランス/スタンダード/モノクロ/14分)
女子学生が急増し、ほぼ男子と同じ比率になったパリ大学。科学の研究に勤しむ一人の女子学生の日常と 刻々と変わりゆくパリの街並みを克明に切り取ることで、 女性は結婚して家庭に入るものといった旧来の価値観が変わってゆく時代のうねりを、鮮やかに炙り出す “社会派”ドキュメント。強大なバリケードが築かれることになる「パリ五月革命」2年前のカルチェラタンの風景が鮮明に映された記録としても貴重な作品。
出演:アントワーヌ・ヴィテーズ
撮影:ネストール・アルメンドロス