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『モード家の一夜』+『紹介、またはシャルロットとステーキ』【エリック・ロメール監督特集上映 六つの教訓話 デジタル・リマスター版】Cプログラム

7月16日(金)上映※上映終了

©Eric Rohmer/LES FILMS DU LOSANGE

日時

7月16日(金)上映※上映終了

料金

【特別料金】一般¥1,800/シニア(60歳以上)¥1,300/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(16歳~18歳)¥1,000/ジュニア(15歳以下)¥800/UPLINK京都会員いつでも¥1,000/UPLINK京都ユース会員(22歳以下)いつでも¥900

詳細 DETAIL

優柔不断で、内向的で、自意識過剰な男たち。
奔放で、意地っぱりで、あっけらかんとした女たち。
パリの街角で、南仏のリゾートで、湖畔の避暑地で、
男と女はすれ違い、恋をする。

滑稽であるがゆえに貴く、凡庸であると同時に美しい、男と女の恋模様。のちに、80年代の〈喜劇と格言劇〉シリーズ、90年代の〈四季の物語〉シリーズへと成熟してゆく巨匠エリック・ロメールが、構想10年をかけ、いちばん最初に作りあげた連作が本特集〈六つの教訓話〉です。ふたりの魅力的な女性のあいだで翻弄されながら、運命の愛を求め、ひとりよがりの夢想と葛藤に思い悩む男たちの可笑しさが、6作品揃いました。

さらに〈六つの教訓話〉シリーズに加え、本特集では、「カイエ・デュ・シネマ」誌に映画批評を寄稿しはじめた頃の若きロメールが、ゴダール、シャブロルらと共に撮った才気あふれる短編6作品も上映いたします。

■【エリック・ロメール監督特集上映】全体スケジュールのご確認はこちら


Cプログラム

『モード家の一夜』<六つの教訓>シリーズ第三話
(1969年/フランス/モノクロ/スタンダード/111分/Ma nuit chez Maud)

技術者の“私”は、久々に再会した旧友とともに女医モードの家を訪れる。互いに惹かれ合うも、敬虔なカトリック信者で堅物の“私”と無神論者のモードの恋愛観はかみ合わず、奇妙な一夜を過ごすはめに。アメリカでも高く評価されて全米映画批評家協会賞などで 脚本賞を得た秀逸な会話劇。トランティニャンのスケジュールの都合で完成が遅れたが、シリーズ三作目にあたる。
★全米批評家協会賞脚本賞 ★NY批評家協会實本質

撮影:ネストール・アルメンドロス
出演:ジャン・ルイ=トランティニャン、フランソワーズ・ファビアン、マリ=クリスティーヌ・バロー


『紹介、またはシャルロットとステーキ』【劇場初公開!ロメール初期の短篇集4】
(1951年/フランス/スタンダード/モノクロ/11分)

「カイエ・デュ・シネマ」誌が創刊された年、『勝手にしやがれ』の8年前。当時31歳のロメールが本作のロケ地・スイスまでの旅費を、20歳のゴダールがフィルム代を分担して製作費を捻出、ゴダール自ら主役を演じた伝説的な短編。11年後に始まるく六つの教訓話>シリーズへと連なる、「一人の男性が二人の女性の間で揺れ動く」という図式で展開される、若者たちのほろ苦く瑞々しい一冬の青春の断片。

出演:ジャン=リュック・ゴダール、アンドレ・ベルトラン(声:アンナ・カリーナ)、アンヌ・クドレ(声:ステファーヌ・オードラン)
音楽:モーリス・ル・ルー



agnes b. x UPLINK京都
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