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『モンソーのパン屋の女の子』+『シュザンヌの生き方』+『ベレニス』【エリック・ロメール監督特集上映 六つの教訓話 デジタル・リマスター版】Aプログラム

7月2日(金)、4日(日)、5日(月)、8日(木)、11日(日)、14日(水)上映

©Eric Rohmer/LES FILMS DU LOSANGE

日時

7月2日(金)、4日(日)、5日(月)、8日(木)、11日(日)、14日(水)上映

料金

【特別料金】一般¥1,800/シニア(60歳以上)¥1,300/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(16歳~18歳)¥1,000/ジュニア(15歳以下)¥800/UPLINK京都会員いつでも¥1,000/UPLINK京都ユース会員(22歳以下)いつでも¥900

詳細 DETAIL

優柔不断で、内向的で、自意識過剰な男たち。
奔放で、意地っぱりで、あっけらかんとした女たち。
パリの街角で、南仏のリゾートで、湖畔の避暑地で、
男と女はすれ違い、恋をする。

滑稽であるがゆえに貴く、凡庸であると同時に美しい、男と女の恋模様。のちに、80年代の〈喜劇と格言劇〉シリーズ、90年代の〈四季の物語〉シリーズへと成熟してゆく巨匠エリック・ロメールが、構想10年をかけ、いちばん最初に作りあげた連作が本特集〈六つの教訓話〉です。ふたりの魅力的な女性のあいだで翻弄されながら、運命の愛を求め、ひとりよがりの夢想と葛藤に思い悩む男たちの可笑しさが、6作品揃いました。

さらに〈六つの教訓話〉シリーズに加え、本特集では、「カイエ・デュ・シネマ」誌に映画批評を寄稿しはじめた頃の若きロメールが、ゴダール、シャブロルらと共に撮った才気あふれる短編6作品も上映いたします。

■【エリック・ロメール監督特集上映】全体スケジュールのご確認はこちら


Aプログラム

『モンソーのパン屋の女の子』<六つの教訓>シリーズ第一話
(1962年/フランス/スタンダード/モノクロ/23分/La Boulangère de Monceau)

学生の“私”は街でよく見かける美しい女性、シルヴィーに恋をする。友人にそそのかされその気になった “私”は思い切って声をかけるが、その日から一切彼女 の姿を見なくなってしまった。シルヴィーを探し求めて彷徨う“私”は、パン屋で働く女の子と仲良くなって…。<六つの教訓話>シリーズの第一作にあたる短編。盟友シュローダーが製作と主演を兼ねているが、“私”の モノローグはベルトラン・タヴェルニエが担当。

撮影:ジャン=ミシェル・ムリス、ブリュノ・バルべ
製作・出演:バルべ・シュレーデル


『シュザンヌの生き方』<六つの教訓>シリーズ第二話
(1963年/フランス/スタンダード/モノクロ/55分/La Carrière de Suzanne)

真面目な薬学部1年生のベルトランにとって、気ままに生きる悪友ギョームは憧れの対象。そんなギョームが付き合い始めたのは、夜学に通う平凡な容姿のシュザンヌ。彼氏に尽くすシュザンヌに憐れみを感じていたベルトランだったが、やがて別れたシュザンヌはベルトランに接近、いろいろと世話を焼くようになる。切なく残酷な青春の一コマ。低予算で製作されながらも、その後のロメールの作風を決定づける重要な中編。

撮影:ダニエル・ラカンブル
出演:カトリーヌ・セー、フィリップ・ブゼン、クリスチャン・シャリエール


【初期の短篇集】
『ベレニス』(劇場初公開)
(1954年/フランス/スタンドダード/モノクロ/22分/日本初公開)

かつては美しかったが今は不治の病に冒されてしまった従妹。やつれ果てた彼女の体に光る「白い歯」に魅せられ、執心する男の狂気をロメール自ら演じた幻想怪奇譚。エドガー・アラン・ポーの同名小説をロメールが翻案、撮影はリヴェットが務めた。フランソワ・トリュフォーをして「なんといっても16mmの巨匠はロメールだった。何度も見直した。この5年の間に35mmフィルムで撮られた最高の映画に比肩する素晴らしさ」と言わしめた傑作。

出演:エリック・ロメール、テレーザ・グラチア
撮影:ジャック・リヴェット