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12月4日(金)公開
12月4日(金)公開
美の追求と人間の欲望、快楽と痛みが交錯する耽美文学の真髄に迫った谷崎潤一郎の作家としての出発点とされる傑作『刺青』。増村保造、曽根中生、佐藤寿保ら名手によって映像化されてきた官能とフェティシズムの金字塔が、現代的解釈を加えたオリジナルストーリーとして令和に蘇る。
主人公・チサトを演じるのは女優・菅野恵。いまおかしんじ監督とは二作目のタッグとなり、圧倒的な表現力で、肌に刻まれた刺青とともに新たな生を歩み出す、あやうく美しいヒロインを体現する。余命わずかな彫師・清二役を映画・TVドラマ・舞台と幅広く活躍する淵上泰史。刺青という不滅の美に固執する男の執着と切なさを重厚な存在感と共に演じる。清二を支える彫師の師匠に名優・村田雄浩、清二が幼少期に出会う憧れの女に小原徳子、清二の幼馴染に佐伯大地がそれぞれ扮する。ほか、嘉門洋子、ぶっちゃあなど多彩な俳優陣も集結。官能と倒錯の世界に血を通わせる。
メガホンをとるのは、ジャンルにとらわれず縦横無尽に多彩な作品を手がけ、人間の愚かさと愛おしさを描き続ける奇才・いまおかしんじ。谷崎文学の持つ倒錯した美学を継承しつつ、孤独な者たちが寄り添い合う現代的物語へと作品を昇華させた。


父の死を機に帰国した彫師・清⼆は夜の街のほとりを裸足で歩く女・チサトと出会う。弟や恋人の為に必死に生きるチサトに魅了された清⼆は、病魔に侵され衰えていく肉体に抗うように、チサトの背中に刺⻘を入れたいという欲望を燃やしていく。そんな矢先、清⼆は荒んだ生活を送る幼なじみの隆と再会。清⼆、隆、そして臆病な自分から生まれ変わることを望むチサトの3人は、隆が組からくすめた大金と共に、逃避行へとひた走る。倒錯と悦楽の旅路の果てに⾒るものは―




『刺青』
(2026年/日本/94分/R15+)
監督・脚本:いまおかしんじ
出演:菅野恵、淵上泰史、佐伯大地、小原徳子、村田雄浩、伊藤和哉、蒼田太志朗、たなかさと、五十嵐 諒、佐藤真澄、土屋直子、中嶌駿介、佐々木直輝、山口湊人、ぶっちゃあ、嘉門洋子
原作:谷崎潤一郎
配給:ムービー・アクト・プロジェクト