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キミノオト

12月25日(金)公開

©2026「キミノオト」製作委員会

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12月25日(金)公開

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聞こえすぎる世界で、明日を見つけた

幼少期のトラウマで他人の音が聞こえることから、自分を隠して生きる少年・優護と、クラスで孤立しながらひとり夢を追う少女・理穂。孤独を抱えたふたりの中学生が、「音」を通じて共鳴し、自分の居場所を探していく青春ストーリー。
優護と理穂を演じるのは、新人俳優の江口慶具志川莉央。映像作品やモデルなど多方面で活動するフレッシュなふたりが和歌山を舞台に、思春期ならではの繊細な心の揺れと、あの頃の痛みや切なさ、その先にある希望を瑞々しく描き出す。さらに、彼らを見守り、導く大人たちを佐藤二朗柄本明の実力派俳優陣が演じ、作品を支えている。
本作で商業映画デビューを果たす空下慎監督は、注目の若き才能だ。企画・制作は、『月』『ぼくのお日さま』などを手掛けてきたRIKIプロジェクトが担当。監督の出身地でもある和歌山でオールロケを敢行し、少年少女の心の揺れを、繊細な映像と音で掬い取った。
青春の渦中にいる人たちにはそっと寄り添い、かつて少年少女だった人たちには、あの頃の記憶を呼び起こす——。どこか懐かしい和歌山の風景と、日常の“音”とともに描かれる、珠玉の物語が誕生した。

【STORY】

もがきながら、居場所を探していた私たちの物語が、ここにある。
音をきっかけに出会ったふたりは、少しずつ心の距離を縮めていく——。

優護(江口 慶)は、幼い頃から「他人の聞いている音」が聞こえる少年だった。その声を書き留めた「音ノート」は、中学2年生になった今、82冊を数える。
彼には幼少期に母から愛されなかったトラウマがある。現在は優しい里母と寡黙な里父(佐藤二朗)の元で穏やかに暮らしているが、家でも学校でも本音を隠し、波風を立てないよう息を潜めて生きている。クラスでいじめのターゲットになっている乙木理穂(具志川莉央)に対しても、優護は自分を守るため見て見ぬふりをしていた。
夏休みを控えたある日の放課後。優護は下校途中で、廃屋で“フォーリー”(映画の効果音)作りに打ち込む理穂の姿を目撃する。フォーリーアーティストになるのが夢だと語る理穂。それは、優護が未知の世界に触れた瞬間だった。
夏休み。理穂と仲良しの古道具屋・土岐田馨(柄本明)が貸してくれたフォーリーに関する本を片手に、2人はフォーリー作りに挑戦することに。
手持ち花火の音、ローファーの足音、空を切り裂く棒の音——。
身近なものから、映像に合わせた音を生み出していく魔法のようなフォーリーに、優護はたちまち魅了され、次々とアイデアを出していく。一方の理穂も、仲間と一緒に作る喜びを感じながら、表現を通して自分の殻を破っていく。誰にも理解されないと思っていた孤独な2人は「音」を通して共鳴し、お互いにかけがえのない存在になっていく。
自由で楽しかった夏休みが終わり、2学期が始まった。フォーリーの出来栄えの良さに、映画部が2人を勧誘する。ところが、教室の過酷な現実が再び2人を追い詰めていく——。

『キミノオト』
(2026年/日本)
監督・編集:空下慎
出演:江口慶、具志川莉央、佐藤二朗、柄本明
脚本:入江信吾、空下慎
音楽:坂本秀一
プロデューサー:永井拓郎、堀慎太郎
協力:紀美野町、海南市
特別協賛:みちうえ
製作幹事・制作プロダクション:RIKIプロジェクト
配給:NAKACHIKA