進藤実優の一次予選、冒頭のノクターン第2番の最初の1音から一気に世界観へと引き込み、柔らかく翳りのある音色で魅了する。
地元ポーランドの聴衆を盛大に沸かせたピオトル・パヴラクの二次予選では、ショパン作品の中でも演奏機会の稀な「演奏会用アレグロ」を華麗に響かせる。エリック・ルーによるファイナルでのピアノ協奏曲第2番は、抒情的でありながらカリスマ性を漂わせ、集中度の高い演奏で優勝への道を鮮やかに切り拓く。

《ノクターン 変ニ長調 Op.27 第2番》《ワルツ 変イ長調 Op.34 第1番》《練習曲 嬰ト短調 Op.25 第6番》《バラード ヘ短調 Op.52》
ピオトル・パヴラク 二次予選

©Krzysztof Szlezak
《アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ 変ホ長調 Op.22》《前奏曲集 Op.28》《幻想即興曲 嬰ハ短調 Op.66》《前奏曲 嬰ハ短調 Op.45》《アレグロ・ド・コンセール イ長調 Op.46》
エリック・ルー ファイナル

©Wojciech Grzedzinski
《ポロネーズ=幻想曲 変イ長調 Op.61》《ピアノ協奏曲第2番ヘ短調Op.21》
2025年にポーランドの首都ワルシャワで開催された「第19回ショパン国際ピアノコンクール」の演奏をポーランド国立ショパン研究所(NIFC)の協力により、映画館の素晴らしい音響でお届けします。
ショパン研究所が4Kで撮影した迫力のある映像はピアニスト達の指使いや表情など、映画館で見ていることを忘れ、まるでワルシャワのコンクール会場にいるかのような臨場感。(※当館では2K上映)3つの上映プログラムがあり、各プログラムにてファイナリストたちの名演奏を楽しめます。
プログラム選出:マルタ・カルシ・芦田(ショパン国際ピアノコンクール通訳者)
フリデリク・ショパン研究所がポーランドのワルシャワで開催する、世界最古の国際ピアノコンクール。
1927年に第1回が行われ、第二次大戦中に中断するも、その後は5年に1度開催される。課題曲はすべてショパン作品で占められる。

【第19回ショパン国際ピアノコンクール映像選】 The 19th International Chopin Piano Competition
(2025年/日本/ポーランド/カラー)
企画:マーメイドフィルム、VALERIA、MK Project
配給:コピアポア・フィルム
協力:国立ショパン研究所
後援:ポーランド広報文化センター、日本ショパン協会