冬の猿【ジャン=ポール・ベルモンド傑作選 GRAND FINALE 没後5周年追悼特別上映】 UN SINGE EN HIVER/A Monkey in Winter
© 1961 GAUMONT - Tous Droits Réservés.
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ヌーヴェル・ヴァーグの代表作、ジャン=リュック・ゴダール監督の『勝手にしやがれ』(59)が大ヒットし、一躍トップスターの仲間入りを果たした当時29歳のベルモンドと、フランスを代表する名優として円熟期を迎えていたジャン・ギャバンという新旧2大スターが最初で最後の顔合わせをした記念碑的名作。
日本では劇場未公開でテレビ放映され、幻の傑作としてファンの語り草となっていたが、製作から34年後、ギャバンの没後20周年を記念して1996年に初めて劇場公開された。
監督はジャン・ギャバンの代表作でもある『ヘッドライト』(55)、『地下室のメロディー』(63)の名匠で、『華麗なる大泥棒』(71)、『恐怖に襲われた街』(75)などベルモンドが主演する長編7本を監督しているアンリ・ヴェルヌイユ。音楽は『地下室のメロディー』、『ある晴れた朝突然に』(64)のミシェル・マーニュ。共演は『赤い風車』(52)、『太陽のならず者』(67)のシュザンヌ・フロン、『大盗賊』(61)、『波止場』(63)のノエル・ロクヴェール、『現金(げんなま)に手を出すな』(54)、『ヘッドライト』のポール・フランクールほか。
ナチス占領下、ノルマンディーの海辺の町ティーグルヴィル。アルベール・カンタンは居酒屋の主人エノーを相手に、海軍時代の中国体験の話を肴に深酒をしていた。
その夜、激しい空襲で防空壕に退避したアルベールは、妻シュザンヌに「もし無事戦争を切り抜けられたら酒を止める」と誓う。終戦から10数年が過ぎたある夜、カンタンとシュザンヌの経営するホテルに、ガブリエル・フーケという青年が宿を求めてやって来た。
フーケはエノーの居酒屋へ繰り出し、泥酔して騒ぎを起こす。カンタンはそんなフーケに、かつての自分を思い出し、親近感を覚えるが、シュザンヌはこの青年の存在によって夫が再び酒に溺れはしないかと心配するのだった・・・。
『冬の猿』UN SINGE EN HIVER/A Monkey in Winter
(1962年/フランス/フランス語/104分/BW/シネマスコープ)
監督:アンリ・ヴェルヌイユ
出演:ジャン・ギャバン、ジャン=ポール・ベルモンド、シュザンヌ・フロン、ノエル・ロクヴェール、ポール・フランクール
提供:キングレコード

【ジャン=ポール・ベルモンド傑作選 GRAND FINALE 没後5周年追悼特別上映】
配給:エデン