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春樹 春树/Mothertongue

9月11日(金)公開【2週間限定・『ルオムの黄昏』と日替り上映】

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9月11日(金)公開【2週間限定・『ルオムの黄昏』と日替り上映】

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釜山国際映画祭と東京国際映画祭で3冠に輝く——
チャン・リュル(張律)監督最新2作、待望の2作品同時公開決定

今、最も注目すべき東アジア映画の名匠、チャン・リュル監督。中国・吉林省延辺朝鮮族自治州に朝鮮族3世として生まれる。延辺大学中国文学科卒業後、北京に拠点を移し小説家として活動。その後、映画監督へと転身し、以降、中国・韓国・日本を漂流するように長編16作品を手がけてきた。
2025年、再び中国を舞台に、変わりゆく現代中国の中で揺らぐアイデンティティを主題に『春樹』(はるき)を完成させる。
その『春樹』の撮影を終えた直後、休暇で立ち寄った四川省の古鎮・羅目鎮(ルオム)で着想を得て、同キャストで撮影した姉妹作が『ルオムの黄昏』だ。

母語を失った女の帰郷と、突然立ち去った恋人の痕跡を辿る女の旅という異なる喪失を描いたこの2作品は、それぞれ、中国映画の黄金期を支えた廃墟の映画撮影所と、歴史的に交易で栄えた古鎮という、かつての栄光の痕跡を残しながらも寂れゆく二つの場所を舞台に、その停滞した空気の中で、人々の時間が静かに流れていくような独特のリズムが刻まれます。傷を抱えながら生きる人々の日常に、ユーモアが静かに宿るチャン・リュルならではの作家性が際立ち、人も撮影所も町も、在り続けることの価値を、この姉妹作は静かに問いかけています。

主演にバイ・バイホー(『8人の女と1つの舞台』出演/スタンリー・クワン監督)とワン・チュアンジュン(『サタデー・フィクション』出演/ロウ・イエ監督)を迎えたチャン・リュル監督最新2作品が、アジアを代表する二つの映画祭、釜山国際映画祭(9月)と東京国際映画祭(10月)のコンペティション部門に相次いで選出され、3冠に輝くという偉業を成し遂げ、同時に劇場公開される。

【STORY】
挫折の先で、それでも時間は流れていく——

女優としての夢が行き場を失い、恋愛にも行き詰まる春樹(チュンシュー)、37歳。
20年離れていたかつての故郷・成都に戻った春樹は、かつての演技指導者・張梅(ジャン・メイ)を訪ねる。しかし張梅は認知症で言葉を失いつつあった。

故郷に居場所を見つけられない春樹に、張梅の息子で、母の世話をするため上海から戻ってきた冬冬(トントン)が静かに寄り添う。
過去の栄光も、教えも、学びも、時代の流れの中でいつのまにか忘れ去られ、朽ちたまま残る国立映画撮影所のように、停滞する人々の傍らで日々はささやかに過ぎてゆく。

『春樹』 春树/Mothertongue
(2025年/中国/北京語/122分/カラー)

監督:チャン・リュル
出演:バイ・バイホー、ワン・チュアンジュン、リウ・ダン、ポン・ジン
配給:サニーフィルム