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沼影市民プール NUMAKAGEPUBLICPOOL

9月18日(金)公開

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9月18日(金)公開

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取り壊されたのは、みんなの居場所

とあるプールが息を引き取るまでの、49日間の記録

1971年、「海なき市にプールを」という市民の願いから生まれた沼影市民プール。“沼プー”の愛称で親しまれ、52年間で約600万人が訪れたその場所は、子どもたちの遊び場であり、人々の健康を支え、名前のない出会いや関係が生まれる場所でもあった。しかし2022年、さいたま市は屋外プールを解体し、新たに小中一貫校を建設すると発表。プールを必要とする10,000人以上から反対の署名が寄せられるも計画は進み、わずか2年後にプールは惜しまれながら姿を消した。その後、市は3度の入札を実施するもいずれも不調に終わり、2030年4月に予定されていた学校開校の見通しは依然として立っていない(2026年6月現在)。
これは、都市開発の陰で見過ごされてきた、地域住民の喪失へのケアを問う映画である。

ヨーロッパを中心に12以上の国際映画祭で上映され、高い評価を受けた太田信吾監督最新クリエイティブドキュメンタリー。
友人の死を描いた『わたしたちに許された特別な時間の終わり』、大阪・あいりん地区を舞台に、変わりゆく街と若者たちを追った『解放区』。都市の変化と喪失を記録してきた太田信吾監督が、次にカメラを向けたのは、ある市民プールの最後の夏だった。誰かにもう会えないと知ったとき、私たちは立ち止まる。場所の終わりもまた、どこか似たかたちで、心を揺らす。
精神科医エリザベス・キューブラー=ロスが提唱した「死の受容の5段階(否認・怒り・取引・抑うつ・受容)」をモチーフに、ある公共空間の終わりと、そこに集う人々を映し出す。

『沼影市民プール』NUMAKAGEPUBLICPOOL
(2025年/日本/80分/DCP/カラー/16:9/ステレオ)

監督・撮影・編集・録音・プロデューサー:太田信吾
音楽:内橋和久
助監督:芳賀直之
追加撮影:与那粉政之、上ノ園芳掛
録音:飯塚了
カラーグレーディング:星子駿光
デザイン:NORA DESIGN
ウェブデザイン:古谷里美
プロデューサー・海外展開:竹中香子
アソシエイトプロデューサー:高根順次
アシスタントプロデューサー:マキシム・ロレ
共同プロデューサー:みやたにたかし
企画協力:サトシ・フクモト
バブリシティ:プレイタイム
エンディングテーマ曲:SuiseiNoboAz「それから」
企画・制作:ハイドロプラスト
配給:NAKACHIKA
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