上映 MOVIES

SUB MENU

サクラマスのラストワルツ A Trout and the Last Waltz

10月23日(金)公開

©2026 Whole Universe Association

日時

10月23日(金)公開

詳細 DETAIL

『ミルクの中のイワナ』から2年ー。
海から川へ遡上し、その流域で命を繋ぐサクラマス。
しかし近代化の波によって、その循環は断たれてしまった。
私たちが引き換えにしたものとは何か。
その本質に迫るドキュメンタリー。

前作となった『ミルクの中のイワナ』(2024)では、深山幽谷に生息する幻の魚「イワナ」を通じて、上流域の山間地域が抱えている様々な課題と向き合ってきた。
しかし、イワナたちが語りかけてくる問題は、決して上流域や川だけの問題ではなく、流域そのもののあり方を問われているのだった。その問いは、イワナからヤマメ、そしてサクラマスへ、引き継がれていくこととなった。

2024年に公開された映画『ミルクの中のイワナ』(坂本麻人 監督)で描かれた源流域に生息する幻の魚「イワナ」から「ヤマメ」へと問いを引き継ぐ本作は、森と海を繋ぐ「流域」を行き来するアジア固有のサケ科魚類 “サクラマス”と”ヤマメ”たちの生き様を通して、自然界と人間社会の関係性を問い直していく。

【STORY】
「私たちは、どの地球と生きるのか。」

川に生まれたヤマメは海へと旅立ち、やがてサクラマスとなって再び川へ帰ってくる。その旅路が森と海をつなぎ、流域の暮らしと文化を長い時間をかけて育んできた。
しかし近代社会の発展は、その往還を次第に阻んでいった。防災のために建設された数万基のダムが川と海を分断し、放棄された森林は災害のリスクを高めている。
地球温暖化対策として進められる再生可能エネルギーの開発もまた、自然と社会のあり方そのものを揺るがしていく。
経済発展の陰で失われつつある自然と文化の軌跡を、サクラマスの生き様を通して問いかけるドキュメンタリー。

『サクラマスのラストワルツ』 A Trout and the Last Waltz
(2026年/日本/95分/ドキュメンタリー/日英字幕)

監督・編集・構成:坂本麻人
出演:長谷川功(水産研究・教育機構 水産資源研究所)、森田健太郎(東京大学大気海洋研究所 教授)、佐藤拓哉(京都大学生態研究センター 教授)、坪井潤一(国立研究開発法人 水産研究・教育機構)、大熊孝(新潟大学 名誉教授)、福永真弓(東京大学 新領域創成科学研究科 教授)、中村太士(北海道大学 名誉教授)、卜部浩一(北海道立総合研究機構 さけます・内水面水産試験場)、余語滋(公益財団法人 山形県水産振興協会)、有賀望(札幌市豊平川さけ科学館/札幌ワイルドサーモンプロジェクト)、島田克也(日本環境アセスメント協会 会長) 他
監修:森田健太郎
構成協力:若林輝
撮影:田中和也、山口雄太郎、澤木亮平、奈良悠生
水中撮影:山内創、知来要、草川城樹、足立聡
音楽:Daisuke Tanabe、Yosi Horikawa
キーアートワーク:永沢碧衣
アニメーションイラスト:Paul Vecsei
企画・配給:一般社団法人 Whole Universe
配給協力:株式会社 weroll
製作:THE LIGHT SOURCE