日時
5月15日(金)限定上映
料金
一律500円
5月15日(金)限定上映
一律500円
05.15金
20:00—21:20
【上映後舞台挨拶あり】22時終了予定
大学生も折り返しを迎え、大人へと近づいていく年頃。
「今」に区切りをつけて、いろんなものを手放さないといけなくなってきた。
そんな時に、僕が最後まで手放せないものは何だろうか。
作品に関わる全員が大学生。アマチュアならではの不器用な表現が、この映画の空気感を形成している。
夏目や海人の声は、それを演じた空本や三枝の声でもある。
大人とやらにはなれそうにないし、かといって子供のままでもいられない。
そんな不安や焦りが、それを演じる2人からも感じられる。
まるで本当に、夏目、海人、晃がそこに居るかのような、心地よい気怠さが息遣いとして表れている。
山梨での撮影合宿を行い、自然豊かな南都留郡で撮影が行われた。
山中湖を望む冒頭のカットを含め、多くの映像がまるで写真であるかのように自然で美しい。
「青」にこだわってきた監督が、自分の思う「青」の美しさを大事にした作品。
映画における言語としての「青」は、同じ「青」でも様々な顔を見せる。
美しいイメージや、不思議な会話が、長回しを多用するカットにより「空間」としての美しさにまとまっている。


夏目と海斗は、2年前突然姿を消した晃を想いながら、毎年恒例の場所へ向かう旅に出る。
道中でのある男との出会いから、自分たちが本当は何も知らなかったことを再確認する。
大人になれず、子供でもいられない二人は「誰かの居場所になれなかった」後悔を抱えながら、それでも旅を続ける。




『青いラクダ』
(2026年/⽇本/80分/カラー)
監督:冨士原直之
出演:空本知親、三枝怜央、長谷川創大、平田祥基
音楽:楡井新
タイトルデザイン:今北ほのか
撮影協力:永森薫、今井杏奈
制作:同志社大学 自主制作映画サークルF.B.I.