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『Tokyo Melody Ryuichi Sakamoto』4Kレストア版

2月6日(金)~上映

©Elizabeth Lennard

日時

2月6日(金)~上映

スケジュールとチケット SCHEDULE & TICKETS

02.06

02.07

02.08

02.09

02.10

02.11

02.12

詳細 DETAIL

1984年5月、当時32歳——坂本龍一が見つめた<東京の音>
「教授」の日常を初めてフィルムに収めた、幻のドキュメンタリー

※【英語字幕版】の上映を予定しております。
※ An English-subtitled version is scheduled.

「フランスのテレビ番組のためにドキュメント・フィルムを撮らせてほしい」
1983年、デヴィッド・シルヴィアンのレコーディングに立ち会うため、
ベルリンに滞在していた坂本龍一のもとを訪れた監督、エリザベス・レナードはこう告げた。

それから1984年5月。坂本が4枚目のソロアルバム『音楽図鑑』を制作し始めた頃、東京でわずか1週間という短期間で撮影が行われた。レナード監督を含めた6名の小さなチームは、日本という国を、東京という街を、そして坂本龍一という音楽家を記録した。完成後の1985年には、ロッテルダム、ロカルノ、サンパウロなどの国際映画祭で上映、日本では同年6月9日に第1回東京国際映画祭で上映された。1986年、フランスでテレビ放映されたのち、発売されたVHSとDVDも長らく入手困難な状況が続いていたが、近年になり倉庫に眠っていた16mmフィルムが発見され、修復を経てデジタル化が実現した。

この60分余りの映像には、坂本の貴重なインタビューやスタジオでのレコーディング風景に加え、彼が出演したCM、YMOの散開コンサート、大島渚監督『戦場のメリークリスマス』(83)の印象的な一場面などが収められている。渋谷スクランブル交差点、新宿アルタ、原宿の竹の子族……80年代の息づくような東京の景色とともに映し出されるのは、幼少期の記憶、変わりゆく文化と社会、創作のプロセス、そして自らが追い求める音楽について語る、当時32歳の坂本の姿だ。育った街に耳を澄まし、時代の流れを感じながら、彼はどのような未来を見つめていたのか——今もなお人々の心に生き続ける世界的音楽家・坂本龍一、若き日のポートレートを通して《東京の⾳》を体感できる幻のドキュメンタリーが、約40年の時を経てついに劇場公開を迎える。

Profile

坂本龍一 Ryuichi Sakamoto

1952年生まれ、東京都出身。東京藝術大学大学院修士課程修了。
1978年『千のナイフ』でソロデビュー。同年、YMOの結成に参加。1983年に散開後は『音楽図鑑』、『BEAUTY』、『async』、『12』などを発表、革新的なサウンドを追求し続けた姿勢は世界的評価を得た。映画音楽では『戦場のメリークリスマス』(83/監督:大島渚)で英国アカデミー賞作曲賞を、『ラストエンペラー』(87/監督:ベルナルド・ベルトルッチ)でアカデミー賞作曲賞、ゴールデングローブ賞、グラミー賞など多数受賞。「LIFE」、「TIME」などの舞台作品や、2018年 piknic/ソウル、2021年M WOODS/北京、2023年-2024年 M WOODS/成都、2024年-2025年 東京都現代美術館/東京での大規模インスタレーション展など、アート界への越境も積極的に行なった。環境や平和問題への言及も多く、森林保全団体「more trees」を創設。また「東北ユースオーケストラ」を設立して被災地の子供たちの音楽活動を支援した。2023年3月28日死去。

使用楽曲一覧

BEHIND THE MASK
マ・メール・ロワ
M.A.Y. IN THE BACKYARD
SELF PORTRAIT
MERRY CHRISTMAS MR. LAWRENCE
東風

『『Tokyo Melody Ryuichi Sakamoto』4Kレストア版』
(1985年/フランス、日本/日本語、フランス語、英語【英語字幕付】/62分)
監督:エリザベス・レナード
出演:坂本龍一、矢野顕子、細野晴臣、高橋幸宏
撮影:ジャック・パメール
編集:鈴木マキコ
音楽:坂本龍一
録音:ジャン・クロード・ブリッソン
プロデューサー:ミュリエル・ローズ
スーパーバイジング・プロデューサー:キキ・三宅
制作会社:INA、KAB Amercia Inc.、KAB Inc.
配給:エイベックス・フィルムレーベルズ