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サリー 莎莉/Salli

1月30日(金)公開

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1月30日(金)公開

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マッチングアプリで出会った“運命の人”を追ってパリへ───!
気がつけば38歳独身✕地方暮らしのサリーが大切なものを見つけるまで

40歳を目前にした地方暮らしの独身女性がマッチングアプリを通して出会った“運命の人”を追ってパリへ──。
近年、世界中で社会問題化しているロマンス詐欺を題材に、ひとりの女性が大切なものを見つけていく姿を描く映画『サリー』。台湾アカデミー(台北金馬)の企画コンペで絶賛され、第28回釜山国際映画祭ワールドプレミアを皮切りに第19回大阪アジアン映画祭で「来るべき才能賞」「ABCテレビ賞」をダブル受賞。また、第26回台北映画賞では最優秀音楽賞(リー・インホン)を受賞した他、主要5部門にノミネートされ話題となった。

監督は、短編やテレビ映画でキャリアを築き、本作で長編デビューを果たしたリエン・ジエンホン。台湾でも後を絶たないロマンス詐欺のニュースに心を痛め、被害に遭った人や家族を取材。6年の歳月をかけて台湾とフランスを舞台に映画を完成させた。共同脚本には、「父の初七日」原作者で台湾のベストセラー作家、エッセイ・リウが参加し、等身大の女性像をリアルに描き出している。主人公フイジュンを演じるのは、伝説的アイドルデュオ「Sweety」としてデビューし、近年は役者や司会として活動の場を広げるエスター・リウ。本作では実年齢よりも年上の役をほぼノーメイクで演じ、愛すべきキャラクターを熱演した。姉思いのリン・ウェイホン役には、『僕と幽霊が家族になった件』(2023年)、『恋の病 〜潔癖なふたりのビフォーアフター〜』(2020年)など話題作に引っ張りだこのリン・ボーホン。その幼馴染ハオ役は、本作の映画音楽も担当した人気アーティスト、リー・インホン(DJ Didilong)が演じている。

【STORY】
可能性は、1%でも。

台湾の山間部でファームを営む38歳の女性、リン・フイジュン(エスター・リウ)。長年面倒を見てきた弟ウェイホン(リン・ボーホン)の結婚式を間近に控えている。
独身のフイジュンは、叔母(ヤン・リーイン)に結婚を急かされてうんざり気味。そんな中、高校生の姪シンルー(タン・ヨンシュイ)から半ば強引にマッチングアプリに登録されたフイジュンは、“サリー”というニックネームでアプリを始めてみることに。
ほどなくしてパリで画廊を営むフランス人男性、マーティンと知り合う。求愛され、胸をときめかせるフイジュン。周囲からはロマンス詐欺だと警告されるものの、真実の愛を確かめるべく単身パリへと向かう・・・

『サリー』 莎莉/Salli
(2023年/台湾・フランス/中国語・英語・フランス語/105分)

監督・脚本:リエン・ジエンホン
出演:エスター・リウ(「華燈初上−夜を生きる女たち−」)、リン・ボーホン(『僕と幽霊が家族になった件』)、リー・インホン(DJ Didilong)、ヤン・リーイン(『冬冬の夏休み』)、タン・ヨンシュイ(『キャンドルスティック』)
共同脚本:エッセイ・リウ(『父の初七日』原作・監督・脚本)
協力:大阪アジアン映画祭
後援:台北駐日経済文化代表処台湾文化センター
配給・宣伝:アニモプロデュース