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佐藤忠男、映画の旅

12月19日(金)公開

©GROUP GENDAI FILMS CO., LTD.

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12月19日(金)公開

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映画評論家、佐藤忠男、
「映画」で世界を変えようとした男がいた──
日本で初めて、ひとりの映画評論家に迫った
ドキュメンタリーが誕生

日本を代表する映画評論家、佐藤忠男。独学で映画評論の道を拓き、60年にわたる批評人生で日本映画史を体系化した功績、そして後年、ライフワークとしてアジア映画を発掘し、日本に先駆的に紹介した功績から、日本におけるアジア映画研究の第一人者として知られる。アジアとの映画交流や後進の育成にも尽力し、韓国、フランス、モンゴル、ベトナムなどから勲章を授与した唯一無二の存在である。庶民の目線から多岐に論じ、150冊を超す著作を有する映画評論の巨人をアジアへと突き動かすものは果たして何だったのか? 2022年に91歳で逝去した佐藤忠男が映画を通して夢見た世界を探る。

【STORY】

佐藤忠男が聞いたアジア映画の芳醇な世界の源泉を探るため
教え子が、韓国、南インドにカメラを抱え旅立つ

佐藤が学長を務めた日本映画学校(現日本映画大学)で教え子であった寺崎みずほが、カメラを手に2019年より密着。少年期の戦争経験、映画を通して受けたカルチャーショック、映画への憧れ、映画人生の長い道のりをともに歩いた最愛の妻・久子との出会い。そして1万本を優に超す映画を鑑賞した彼が「『東京物語』と比肩するくらい世界で一番好きな映画」と言い残した1本のインド映画『魔法使いのおじいさん』への想い……韓国映画界の巨匠イム・グォンテク監督や韓国ニューウェーブを代表するイ・ジャンホ監督をはじめ、親交のあったアジアの映画関係者の証言から人物像を紐解くとともに、佐藤の“たからもの”を探しに、韓国、そして南インドのケーララ州へと旅に出た。生涯、一途に映画を愛し続けた映画の伝道師が私たちに残したメッセージとは? 日本で初めて、ひとりの映画評論家に迫ったドキュメンタリーが誕生した。

『佐藤忠男、映画の旅』
(2025年/日本/98分/カラー/DCP/ステレオ)
監督:寺崎みずほ
出演:佐藤忠男、秦早穗子、イム・グォンテク、シャージ・N・カルン ほか
製作・配給:グループ現代
宣伝:グループ現代、スリーピン