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ロードゲーム ROADGAMES

10月31日(金)公開

© 1981 STUDIOCANAL - Quest Films Pty Ltd. All Rights Reserved.

日時

10月31日(金)公開

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“オーストラリアのヒッチコック”鬼才リチャード・フランクリン監督最高傑作
すべての孤独者に捧ぐ、独り言サスペンス

「オーストラリアのヒッチコック」とも称された鬼才リチャード・フランクリン監督が1982年に手がけたサスペンス・ロードムービー。人気のない荒野をひた走るトラック運転手に、殺人鬼の気配が忍び寄る。

2025年現在、日本では劇場未公開に終わっている、トラック版『裏窓』とも云われるオーストラリア製傑作サスペンス・スリラー。
連続バラバラ殺人事件の犯人を目撃、追跡を始めた長距離トラック運転手が、次第に容疑をかけられ地獄に陥っていく。スティーヴン・スピルバーグの『激突!』(71)とヒッチコックの合体。主人公が独り言をぶつぶつつぶやき、クライマックスは史上最もスローなトラックアクションが展開。製作費175万ドルは当時オーストラリア映画史上最大の製作費だった。クエンティン・タランティーノが挙げる最も好きなオーストラリア映画TOP3は『マッドマックス』、『悪夢の系譜/日記に閉ざされた連続殺人の謎』そして『ロードゲーム』だが、ダントツのNo.1は『ロードゲーム』だと語る。音楽は『マッドマックス』のブライアン・メイ。リチャード・フランクリン監督は本作で認められハリウッド映画『サイコ2』の監督に抜擢された。
主演は『ロング・ライダーズ』や『探偵マイク・ハマー』で主演を務めた、数多くの映画で活躍しているステイシー・キーチと、『ハロウィン』シリーズのジェイミー・リー・カーティス。

本作はヒッチコック作品の影響を強く受けており、スリリングな展開と緊張感あふれる演出が特徴。特にロードスリラーというジャンルにおいて、オーストラリア映画の傑作として評価されており、劇場未公開でDVD化も長らくされていなかったため、知名度は低いものの、リチャード・フランクリン監督の独特なセンスが光る作品として映画ファンからは熱狂的な支持を得ている。
日本未公開の本作が44年の時を経て、満を持していよいよ劇場公開。

【STORY】

たった一人、荒野を疾駆する長距離ミートドライバーに忍び寄る連続殺人の影。
気になったが最後、妄想が彼を支配する。豚の死体解凍とともに近づく恐怖。
けっして冷凍庫を見てはいけない。加工肉は、豚だけでじゅうぶんだ。

パット・クイッドは大型トレーラーを運転してオーストラリアを横断している。道中、彼は同じ道を走る様々な旅行者や、時折現れるヒッチハイカーに何度も遭遇する。パメラは彼が拾ったヒッチハイカーの一人だ。しかし、彼女が姿を消したことから、少し様子がおかしいヴァンの運転手が、ラジオで噂されていた連続殺人犯ではないかと疑う。しかし、ヴァンの運転手を追跡するうちに警察の目に留まり、警察はクイッドを疑い始めるが…。

『ロードゲーム』ROADGAMES
(1981年/オーストラリア/101分)

監督・製作:リチャード・フランクリン
出演:ステイシー・キーチ、ジェイミー・リー・カーティス、マリオン・エドワード、グラント・ペイジ、タデウス・スミス、スティーブン・ミリカンプ、アラン・ホップグッド、ジョン・マーフィ、ビル・ステイシー、ロバート・トンプソン、エド・ターリー、アンジェリカ・ラ・ボゼッタ
製作総指揮:バーナード・シュワルツ
脚本:エバレット・デ・ロッシュ
音楽:ブライアン・メイ
提供:キングレコード
配給:フリークスムービー