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メン&チキン【マッツ・ミケルセン生誕60周年祭】 MÆND OG HØNS/MEN & CHICKEN

©2015 M&M Productions A/S, Studio Babelsberg, DCM Productions & M&M Mænd & Høns ApS

詳細 DETAIL

あなたの“マッツ愛”が試される?! 狂気的な怪演が光る
奇想天外、クセ者たちのルーツ探しの狂想曲

【STORY】

大学教授のガブリエルと、女とトリビアにしか興味がないエリアスの兄弟は、父親の遺品からビデオレターを発見し、父がふたりの生物学的な父親ではないこと、それぞれの母親も違うことを知る。二人は父親の住所を探し出すが、辿り着いたのは、家畜が放し飼いにされ、3人の異母兄弟が暮らす寂れた屋敷だった…。

【マッツが演じるのはこんな役!】
無造作なクセ毛に無精ヒゲ、短気で暴力的、対人関係に難ありの偏屈な男エリアス
女好きで狂気的な役柄を怪演するも、その色気は隠しきれない…?!

『メン&チキン』MÆND OG HØNS/MEN & CHICKEN ※日本劇場初公開
(2015年/デンマーク、ドイツ/デンマーク語/104分)

監督・脚本:アナス・トマス・イェンセン
出演:マッツ・ミケルセン、デヴィッド・デンシック、ニコライ・リー・コス、ニコラス・ブロ


祝!生誕60周年
日本劇場初公開作からキャリアを象徴する代表作まで、
《北欧の至宝》の歴史を辿る魅惑の特集上映。

2025年11月22日に60歳の誕生日を迎える、デンマークで最も成功した世界的俳優の一人、マッツ・ミケルセン。その魅力は、年を重ねてなお美しさを増すそのルックスはもちろんのこと、ハリウッドで存在感のある悪役や深みのある脇役を演じる一方で、デンマーク映画にも出演し続け、どんな役柄も感情の奥行きを持つキャラクターへと昇華させ、深い共感を呼ぶその演技の幅広さにある。

プロのダンサーとしての約10年にわたるキャリアを持ちながら、『プッシャー』(1996)で鮮烈な映画デビューを飾って以来、ニコラス・ウィンディング・レフンやトマス・ヴィンターベアといったデンマークを代表する名だたる巨匠たちの作品に数多く出演し、『偽りなき者』(2012)で第65回カンヌ国際映画祭主演男優賞を受賞。その一方で、『007/カジノ・ロワイヤル』(2006)で演じた魅惑的な悪役像で世界中に強烈な印象を残して大ブレイクを果たす。その後もハマり役となった『ハンニバル』(2013-2015)のハンニバル・レクター役でその人気を不動のものとし、名実ともに現代デンマークを代表する俳優となった。

ハリウッド超大作でも確固たる存在感を示す一方で、デンマーク映画においても、彼は弱さやユーモアを持った人間味溢れる市井の人々を演じ、その演技の幅を証明し続けている。本特集上映では、彼の生誕60年を祝い、日本劇場初公開の貴重な作品を含む代表作7作品を一挙に上映、マッツ・ミケルセンのキャリアを通じて培われた演技の真髄に迫る。“北欧の至宝”とも称される名俳優の輝き、そして圧倒的な存在感をスクリーンで体感してほしい。



マッツ・ミケルセン(Mads Mikkelsen)
どう演じたらいいか、答えをずっと探し続けるのが俳優の人生。

1965年11月22日、デンマークのコペンハーゲン生まれ。
約10年間、プロのダンサーとして活躍したのち、ニコラス・ウィンディング・レフン監督の『プッシャー』(1996)で映画デビューを果たすと、デンマークで大ヒットを記録したTVシリーズ「UNIT ONE -特別機動捜査班-」(2000–2003)で世間にも広く知られるようになる。スザンネ・ビア『しあわせな孤独』(2002)、クリスチャン・レヴリング『悪党に粛清を』(2014)、トマス・ヴィンターベア『アナザーラウンド』(2020)、アナス・トマス・イェンセン『ライダーズ・オブ・ジャスティス』(2020)、ニコライ・アーセル『愛を耕すひと』(2023)といったデンマークを代表する監督たちの作品でその存在感を示す一方で、『007/カジノ・ロワイヤル』(2006)で演じた悪役ル・シッフルで世界中にその名をとどろかせ、人気ドラマ「ハンニバル」(2013-2015)のハンニバル・レクター役はまさにはまり役となり、今なお世界中の観客を魅了し続けている。以降も『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(2016)、『ドクター・ストレンジ』(2017)、『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』(2022)、『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』(2023)などハリウッド超大作にも多数出演、日本でも“北欧の至宝”と称され熱狂的なファンを多く持つ。


【マッツ・ミケルセン生誕60周年祭】
配給:シンカ