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3つのグノシエンヌ

11月7日(金)公開

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11月7日(金)公開

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【江戸川乱歩没後60周年記念作品 「RAMPO WORLD」】
日本を代表する小説家・江戸川乱歩の傑作短編を原案に、
現代劇として映画化。

本格推理小説や怪奇・幻想小説の祖として後世に名を残した作家・江戸川乱歩。数々の推理小説を世に送り出す一方で、「人間椅子」「鏡地獄」など、怪奇、妄想、フェティシズム、狂気を滲ませた変格ものと称される作品も多く執筆している。本作の原案である「一人二役」は、1925年に発表された短編小説のひとつで、乱歩の造語である“奇妙な味”を堪能できる作品。出演は、舞台・TVドラマ、そして『追想ジャーニー リエナクト』など主演映画が続く松田凌。そして、『法廷遊戯』などの話題作の出演を経て、主演作『雨ニモマケズ』が公開された安野澄。舞台・TVドラマを中心に活躍する岩男海史。監督は、『うみべの女の子』のウエダアツシ。今年没後60年を迎える江戸川乱歩の3作品を、「RAMPO WORLD」と題して長編映画化。晩秋の夜に、妖しくも美しい乱歩の世界へと誘う一。

【STORY】
嫉妬狂気の果てにある
イビツな愛の結末は──。

小劇場の売れない役者・哲郎と、教師として働く妻・晴との仲は冷え切っていた。愛人の茉莉との逢瀬も、哲郎の欲望を満たすことは無かった。刺激に飢えた哲郎は、新たな舞台の脚本を進める中で、後輩役者の悠介にある話を持ち掛ける。それは、舞台の主役に抜擢することと引き換えに、悠介が架空の人物に成りすまし、晴を口説き落とすというものだった。哲郎はその様子を脚本のネタにしようとしていた。最初は気が進まなかった悠介だったが、晴と触れ合うにつれて芝居と現実の狭間で心が揺れ動いていく。一方で哲郎は、自分には見せない晴の素顔を見て激しく動揺するが─。

『3つのグノシエンヌ』
(2025年/日本/日本語/103分/ビスタ/R15+)

監督・脚本・編集:ウエダアツシ
出演:松田凌、安野澄、岩男海史、前迫莉亜
原案:「一人二役」江戸川乱歩
製作:BBB/ニューセレクト
配給:アルバトロス・フィルム