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夜の素顔【若尾文子映画祭 SideA & SideB】

©KADOKAWA1958

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師匠と弟子、女同士の濃密で緊張感あふれる関係を描く人間ドラマ

舞踏界でのし上がった女性と、それに取って代わろうと企む弟子―京と若尾二大女優が師匠と弟子役として対峙、壮絶なバトルを繰り広げる傑作ドラマ。色鮮やかな衣装で踊る舞台シーンも見どころ。

【STORY】

野心家の踊子・朱美(京)は師匠のパトロンを誘惑、その後ろ盾を得て家元となり、確固たる地位を築く。しかしその朱美の地位を虎視眈々と狙う内弟子の比佐子(若尾)は、彼女の夫(根上)と関係を持つ。

『夜の素顔』
(1958年/121分/カラー/スコープ)

監督:吉村公三郎
出演:京マチ子、若尾文子、根上淳、船越英二、菅原謙二
脚本:新藤兼人 撮影:中川芳久 美術:間野重雄 音楽:池野成


数多の巨匠に愛された映画女優・若尾文子———
〈爽やかな女〉を演じた代表作を一挙上映!

映画女優・若尾文子———
増村保造、溝口健二、市川崑、川島雄三ら日本を代表する監督のもと、 京マチ子、山本富士子、市川雷蔵、勝新太郎、田宮二郎・・・・・・
昭和を代表する名優と共演し、女優として絶えず進化してきました。
KADOKAWAが保有する大映や角川映画の数多の作品を次世代に継承すべく、 2014年に立ち上げたブランド「角川シネマコレクション」。
<映画デビュー70周年記念>「市川雷蔵映画祭」に続く角川シネマコレクション・劇場上映企画である今回は5年ぶりに「若尾文子映画祭」を開催、 今回は初の試みとして〈Side.A〉、〈Side.B〉と2つに分けて実施します。
〈Side.A〉では初披露する『青空娘』『最高殊勲夫人』の4K版を目玉に、 比較的初期の作品を中心に、明るく純粋な若尾文子を堪能できる作品18本(※当館では11本)を上映。
〈Side.B〉では同じく初披露の『妻は告白する』『清作の妻』の4K版を目玉に、 大映所属時代の中期以降の作品を中心に、濃厚な若尾文子を堪能できる作品を同じく18本(※当館では15本)上映します。
人間の表と裏、光や影などいくつもの顔やそれら女性の人生を演じた映画女優・若尾文子の魅力をスクリーンでご堪能頂けますと幸いです。


【若尾文子映画祭 SideA & SideB】
配給:KADOKAWA