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女系家族【若尾文子映画祭 SideA & SideB】

©KADOKAWA1963

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男の想像を絶する、女心に渦巻く嫉妬と欲望、残酷さを描く文芸大作

山崎豊子ベストセラー小説を大映の最高スタッフで作り上げた傑作。名優がズラリと並ぶ中、三女の後見人役で颯爽と登場するNHK朝ドラのモデルにもなった浪花による濃厚演技は必見。さながら“浪花千栄子劇場”!

【STORY】

三代続く女系家族が営む大阪船場の繊維問屋で、婿養子だった当主が急死。莫大な遺産の相続をめぐり、残された三人姉妹(京、鳳、高田)と当主の愛人(若尾)らがエゴと執念を剥き出しにした骨肉の争いを繰り広げる。

『女系家族』
(1963年/111分/カラー/スコープ)

監督:三隅研次
出演:京マチ子、若尾文子、田宮二郎、中村鴈治郎、高田美和、鳳八千代、浪花千栄子
原作:山崎豊子 脚本:依田義賢 撮影:宮川一夫 美術:内藤昭 音楽:斎藤一郎


数多の巨匠に愛された映画女優・若尾文子———
〈爽やかな女〉を演じた代表作を一挙上映!

映画女優・若尾文子———
増村保造、溝口健二、市川崑、川島雄三ら日本を代表する監督のもと、 京マチ子、山本富士子、市川雷蔵、勝新太郎、田宮二郎・・・・・・
昭和を代表する名優と共演し、女優として絶えず進化してきました。
KADOKAWAが保有する大映や角川映画の数多の作品を次世代に継承すべく、 2014年に立ち上げたブランド「角川シネマコレクション」。
<映画デビュー70周年記念>「市川雷蔵映画祭」に続く角川シネマコレクション・劇場上映企画である今回は5年ぶりに「若尾文子映画祭」を開催、 今回は初の試みとして〈Side.A〉、〈Side.B〉と2つに分けて実施します。
〈Side.A〉では初披露する『青空娘』『最高殊勲夫人』の4K版を目玉に、 比較的初期の作品を中心に、明るく純粋な若尾文子を堪能できる作品18本(※当館では11本)を上映。
〈Side.B〉では同じく初披露の『妻は告白する』『清作の妻』の4K版を目玉に、 大映所属時代の中期以降の作品を中心に、濃厚な若尾文子を堪能できる作品を同じく18本(※当館では15本)上映します。
人間の表と裏、光や影などいくつもの顔やそれら女性の人生を演じた映画女優・若尾文子の魅力をスクリーンでご堪能頂けますと幸いです。


【若尾文子映画祭 SideA & SideB】
配給:KADOKAWA