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しとやかな獣 4K版【若尾文子映画祭 SideA & SideB】

©KADOKAWA1962

詳細 DETAIL

金と欲にまみれる悪人たちの攻防を描く衝撃のブラック・コメディ

名優・乙羽信子の夫で名作を多数監督した新藤兼人脚本によるセリフのほか、変幻自在のカメラ、階段での独白シーンなど全編が驚きと独創性に満ち溢れた名匠・川島雄三による傑作。近年、日本版『パラサイト』との評価も。

【STORY】

元海軍中佐で現在は無職の時造(伊藤)は戦時の貧しさを繰り返したくないと、妻(山岡)らと共に家族ぐるみの詐欺をはたらいていた。ある日、息子(川畑)が使い込みをしていた会社の会計係・幸枝(若尾)が現れ・・・。

『しとやかな獣 4K版』
(1962年/96分/カラー/スコープ)

監督:川島雄三
出演:若尾文子、船越英二、浜田ゆう子、伊藤雄之助、山岡久乃
原作・脚本:新藤兼人 撮影:宗川信夫 美術:柴田篤二 音楽:池野成


数多の巨匠に愛された映画女優・若尾文子———
〈爽やかな女〉を演じた代表作を一挙上映!

映画女優・若尾文子———
増村保造、溝口健二、市川崑、川島雄三ら日本を代表する監督のもと、 京マチ子、山本富士子、市川雷蔵、勝新太郎、田宮二郎・・・・・・
昭和を代表する名優と共演し、女優として絶えず進化してきました。
KADOKAWAが保有する大映や角川映画の数多の作品を次世代に継承すべく、 2014年に立ち上げたブランド「角川シネマコレクション」。
<映画デビュー70周年記念>「市川雷蔵映画祭」に続く角川シネマコレクション・劇場上映企画である今回は5年ぶりに「若尾文子映画祭」を開催、 今回は初の試みとして〈Side.A〉、〈Side.B〉と2つに分けて実施します。
〈Side.A〉では初披露する『青空娘』『最高殊勲夫人』の4K版を目玉に、 比較的初期の作品を中心に、明るく純粋な若尾文子を堪能できる作品18本(※当館では11本)を上映。
〈Side.B〉では同じく初披露の『妻は告白する』『清作の妻』の4K版を目玉に、 大映所属時代の中期以降の作品を中心に、濃厚な若尾文子を堪能できる作品を同じく18本(※当館では15本)上映します。
人間の表と裏、光や影などいくつもの顔やそれら女性の人生を演じた映画女優・若尾文子の魅力をスクリーンでご堪能頂けますと幸いです。


【若尾文子映画祭 SideA & SideB】
配給:KADOKAWA