
©KADOKAWA1961
©KADOKAWA1961
脚本は巨匠・成瀬巳喜男『浮雲』などを担当、戦後の日本を代表する脚本家・水木洋子。京、若尾、野添、高峰など名優演じる人物が毒舌放題言いまくり。婆や役・北林谷栄の怪演も見逃せない必見の傑作。爆笑による腹痛に要注意!?
唐沢家の次女で婚活中の波子(若尾)とドライな三女の鳩子(野添)は、兄・卓夫(船越)の妻で、天然気味な静(京)の言動が気に入らない。不満や愚痴が止まらず、兄嫁・静へいたずらを仕掛けて楽しんでいたのだが・・・。
『婚期』
(1961年/98分/カラー/スコープ)
監督:吉村公三郎
出演:京マチ子、若尾文子、野添ひとみ、船越英二、高峰三枝子、北林谷栄
脚本:水木洋子 撮影:宮川一夫 美術:間野重雄 音楽:池野成
映画女優・若尾文子———
増村保造、溝口健二、市川崑、川島雄三ら日本を代表する監督のもと、 京マチ子、山本富士子、市川雷蔵、勝新太郎、田宮二郎・・・・・・
昭和を代表する名優と共演し、女優として絶えず進化してきました。
KADOKAWAが保有する大映や角川映画の数多の作品を次世代に継承すべく、 2014年に立ち上げたブランド「角川シネマコレクション」。
<映画デビュー70周年記念>「市川雷蔵映画祭」に続く角川シネマコレクション・劇場上映企画である今回は5年ぶりに「若尾文子映画祭」を開催、 今回は初の試みとして〈Side.A〉、〈Side.B〉と2つに分けて実施します。
〈Side.A〉では初披露する『青空娘』『最高殊勲夫人』の4K版を目玉に、 比較的初期の作品を中心に、明るく純粋な若尾文子を堪能できる作品18本(※当館では11本)を上映。
〈Side.B〉では同じく初披露の『妻は告白する』『清作の妻』の4K版を目玉に、 大映所属時代の中期以降の作品を中心に、濃厚な若尾文子を堪能できる作品を同じく18本(※当館では15本)上映します。
人間の表と裏、光や影などいくつもの顔やそれら女性の人生を演じた映画女優・若尾文子の魅力をスクリーンでご堪能頂けますと幸いです。
【若尾文子映画祭 SideA & SideB】
配給:KADOKAWA