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傷だらけの山河【若尾文子映画祭 SideA & SideB】

©KADOKAWA1964

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事業欲の鬼の行きつく果ては・・・壮大な社会派ドラマの傑作

第一回芥川賞受賞作家の石川達三同名小説を、『白い巨塔』などの社会派映画の巨匠・山本薩夫が映画化。日本映画を代表する名優・山村聰主演による圧巻の大作。若尾は脇に回り山村演じる主人公の愛人役で華を添えた。

【STORY】

西北グループ総裁の有馬(山村)は交通事業や不動産など多種の事業を展開しながらも、私生活では妻以外に二人の愛人を囲っていた。さらに今度は夫がある事務員の光子(若尾)にも目をつけ、愛人契約の提案をする。

『傷だらけの山河』
(1964年/152分/モノクロ/スコープ)

監督:山本薩夫
出演:山村聰、若尾文子、船越英二、川崎敬三、東野英治郎、高松英郎
原作:石川達三 脚本:新藤兼人 撮影:小林節雄 美術:間野重雄 音楽:池野成


数多の巨匠に愛された映画女優・若尾文子———
〈爽やかな女〉を演じた代表作を一挙上映!

映画女優・若尾文子———
増村保造、溝口健二、市川崑、川島雄三ら日本を代表する監督のもと、 京マチ子、山本富士子、市川雷蔵、勝新太郎、田宮二郎・・・・・・
昭和を代表する名優と共演し、女優として絶えず進化してきました。
KADOKAWAが保有する大映や角川映画の数多の作品を次世代に継承すべく、 2014年に立ち上げたブランド「角川シネマコレクション」。
<映画デビュー70周年記念>「市川雷蔵映画祭」に続く角川シネマコレクション・劇場上映企画である今回は5年ぶりに「若尾文子映画祭」を開催、 今回は初の試みとして〈Side.A〉、〈Side.B〉と2つに分けて実施します。
〈Side.A〉では初披露する『青空娘』『最高殊勲夫人』の4K版を目玉に、 比較的初期の作品を中心に、明るく純粋な若尾文子を堪能できる作品18本(※当館では11本)を上映。
〈Side.B〉では同じく初披露の『妻は告白する』『清作の妻』の4K版を目玉に、 大映所属時代の中期以降の作品を中心に、濃厚な若尾文子を堪能できる作品を同じく18本(※当館では15本)上映します。
人間の表と裏、光や影などいくつもの顔やそれら女性の人生を演じた映画女優・若尾文子の魅力をスクリーンでご堪能頂けますと幸いです。


【若尾文子映画祭 SideA & SideB】
配給:KADOKAWA