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刺青 4K版【若尾文子映画祭 SideA & SideB】

©KADOKAWA1966

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08.18

詳細 DETAIL

次々と魂を吸われる男たち―若尾の悪の魅力が炸裂する必見の傑作

谷崎潤一郎の代表作『刺青』『お艶殺し』を映画化。大映の名キャメラマン・宮川一夫の華麗なカメラワークが、美しく激しい情念の世界を映し出す。次第に悪女へと変貌する難役を演じた若尾の美しさやセリフ回しも見どころ。

【STORY】

質屋の娘・お艶(若尾)は使用人の新助(長谷川)と駆け落ちするも、騙されて売り飛ばされた挙句、背中に刺青を入れられてしまう。一方、離れ離れになってもお艶を忘れられない新助は、彼女に関わる男を次々と殺していく。

『刺青 4K版』※当館では2K上映
(1966年/86分/カラー/スコープ)

監督:増村保造
出演:若尾文子、長谷川明男、山本学、佐藤慶
原作:谷崎潤一郎 脚本:新藤兼人 撮影:宮川一夫 美術:西岡善信 音楽:鏑木創


数多の巨匠に愛された映画女優・若尾文子———
〈爽やかな女〉を演じた代表作を一挙上映!

映画女優・若尾文子———
増村保造、溝口健二、市川崑、川島雄三ら日本を代表する監督のもと、京マチ子、山本富士子、市川雷蔵、勝新太郎、田宮二郎・・・・・・
昭和を代表する名優と共演し、女優として絶えず進化してきました。
KADOKAWAが保有する大映や角川映画の数多の作品を次世代に継承すべく、 2014年に立ち上げたブランド「角川シネマコレクション」。
<映画デビュー70周年記念>「市川雷蔵映画祭」に続く角川シネマコレクション・劇場上映企画である今回は5年ぶりに「若尾文子映画祭」を開催、 今回は初の試みとして〈Side.A〉、〈Side.B〉と2つに分けて実施します。
〈Side.A〉では初披露する『青空娘』『最高殊勲夫人』の4K版を目玉に、 比較的初期の作品を中心に、明るく純粋な若尾文子を堪能できる作品18本(※当館では11本)を上映。
〈Side.B〉では同じく初披露の『妻は告白する』『清作の妻』の4K版を目玉に、 大映所属時代の中期以降の作品を中心に、濃厚な若尾文子を堪能できる作品を同じく18本(※当館では15本)上映します。
人間の表と裏、光や影などいくつもの顔やそれら女性の人生を演じた映画女優・若尾文子の魅力をスクリーンでご堪能頂けますと幸いです。


【若尾文子映画祭 SideA & SideB】
配給:KADOKAWA