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赤線地帯 4K版【若尾文子映画祭 SideA & SideB】

©KADOKAWA1956

詳細 DETAIL

自身を“売る”女たちを描く、豪華女優陣の共演による傑作群像劇

世界的巨匠・溝口健二の遺作にして、真骨頂ともいうべき女性映画の名作。売春地域(赤線)に生きる女性をリアルに描く。独特なテーマ音楽や並み居る名女優らを相手に、難役を演じきった若尾の“悪役”演技にも注目。

【STORY】

東京吉原のサロン・夢の里―兵士の元愛人ミッキー(京)、幼子や病弱の夫を抱えるハナエ(木暮)、父親の保釈金が必要なやすみ(若尾)らは様々な事情で働いている。そんな折、国会では売春防止法案の審議が始まる。

『赤線地帯 4K版』※当館では2K上映
(1956年/85分/モノクロ/スタンダード)

監督:溝口健二
出演:京マチ子、若尾文子、木暮実千代、三益愛子、菅原謙二
脚本:成澤昌茂(篇中一部分、芝木好子「洲崎の女」より) 撮影:宮川一夫 美術:水谷浩 音楽:黛敏郎


数多の巨匠に愛された映画女優・若尾文子———
〈爽やかな女〉を演じた代表作を一挙上映!

映画女優・若尾文子———
増村保造、溝口健二、市川崑、川島雄三ら日本を代表する監督のもと、 京マチ子、山本富士子、市川雷蔵、勝新太郎、田宮二郎・・・・・・
昭和を代表する名優と共演し、女優として絶えず進化してきました。
KADOKAWAが保有する大映や角川映画の数多の作品を次世代に継承すべく、 2014年に立ち上げたブランド「角川シネマコレクション」。
<映画デビュー70周年記念>「市川雷蔵映画祭」に続く角川シネマコレクション・劇場上映企画である今回は5年ぶりに「若尾文子映画祭」を開催、 今回は初の試みとして〈Side.A〉、〈Side.B〉と2つに分けて実施します。
〈Side.A〉では初披露する『青空娘』『最高殊勲夫人』の4K版を目玉に、 比較的初期の作品を中心に、明るく純粋な若尾文子を堪能できる作品18本(※当館では11本)を上映。
〈Side.B〉では同じく初披露の『妻は告白する』『清作の妻』の4K版を目玉に、 大映所属時代の中期以降の作品を中心に、濃厚な若尾文子を堪能できる作品を同じく18本(※当館では15本)上映します。
人間の表と裏、光や影などいくつもの顔やそれら女性の人生を演じた映画女優・若尾文子の魅力をスクリーンでご堪能頂けますと幸いです。


【若尾文子映画祭 SideA & SideB】
配給:KADOKAWA