
©KADOKAWA1961
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08.17日
12:35—14:10
【予告4分】
「これからの女優人生をかけて本作の妻役に挑み、自分の代表作だと自信を持って言える一本になった」と若尾文子も語る、増村×若尾タッグ第九作にして最高傑作。「人を愛する」とはどういうことかを真正面から問う。
北穂高・岩壁での遭難時にザイルを切り夫(小沢)を落下させ、死亡させた妻(若尾)。若い男(川口)と共に一命を取り留めたが、その夫には多額の保険金が掛けられていた・・・。そして殺人容疑者となった妻は法廷に立つ。
『妻は告白する 4K版』※当館では2K上映 初披露
(1961年/92分/モノクロ/スコープ)
監督:増村保造
出演:若尾文子、川口浩、小沢栄太郎、根上淳、高松英郎
原作:円山雅也 脚本:井手雅人 撮影:小林節雄 美術:渡辺竹三郎 音楽:真鍋理一郎
映画女優・若尾文子———
増村保造、溝口健二、市川崑、川島雄三ら日本を代表する監督のもと、 京マチ子、山本富士子、市川雷蔵、勝新太郎、田宮二郎・・・・・・
昭和を代表する名優と共演し、女優として絶えず進化してきました。
KADOKAWAが保有する大映や角川映画の数多の作品を次世代に継承すべく、 2014年に立ち上げたブランド「角川シネマコレクション」。
<映画デビュー70周年記念>「市川雷蔵映画祭」に続く角川シネマコレクション・劇場上映企画である今回は5年ぶりに「若尾文子映画祭」を開催、 今回は初の試みとして〈Side.A〉、〈Side.B〉と2つに分けて実施します。
〈Side.A〉では初披露する『青空娘』『最高殊勲夫人』の4K版を目玉に、 比較的初期の作品を中心に、明るく純粋な若尾文子を堪能できる作品18本(※当館では11本)を上映。
〈Side.B〉では同じく初披露の『妻は告白する』『清作の妻』の4K版を目玉に、 大映所属時代の中期以降の作品を中心に、濃厚な若尾文子を堪能できる作品を同じく18本(※当館では15本)上映します。
人間の表と裏、光や影などいくつもの顔やそれら女性の人生を演じた映画女優・若尾文子の魅力をスクリーンでご堪能頂けますと幸いです。
【若尾文子映画祭 SideA & SideB】
配給:KADOKAWA