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その夜は忘れない【若尾文子映画祭 SideA & SideB】

©KADOKAWA1962

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あなたと過ごしたあの夜があれば―感動の純愛ドラマ

広島を舞台に吉村公三郎がメガホンをとった原爆の悲劇を描いたドラマ。田宮と若尾二人が美しい刹那の純愛を情感たっぷりに熱演。『永すぎた春』などに出演した多津子役の角梨枝子は広島出身の被爆者でもある。

【STORY】

広島の被爆から十七年目の夏、週刊誌記者の加宮(田宮)は今も残る原爆被害について取材するため広島を訪れ、謎めいたバーのマダム・秋子(若尾)と出会う。加宮と秋子の二人は互いに惹かれ合うのだったが…。

『その夜は忘れない』
(1962年/96分/モノクロ/スコープ)

監督:吉村公三郎
出演:田宮二郎、若尾文子、川崎敬三、江波杏子、三木裕子、角梨枝子
構成:水木洋子
脚本:白井更生、若尾徳平
撮影:小原譲治
美術:間野重雄
音楽:團伊玖磨


数多の巨匠に愛された映画女優・若尾文子———
〈爽やかな女〉を演じた代表作を一挙上映!

映画女優・若尾文子———
増村保造、溝口健二、市川崑、川島雄三ら日本を代表する監督のもと、 京マチ子、山本富士子、市川雷蔵、勝新太郎、田宮二郎・・・・・・
昭和を代表する名優と共演し、女優として絶えず進化してきました。
KADOKAWAが保有する大映や角川映画の数多の作品を次世代に継承すべく、 2014年に立ち上げたブランド「角川シネマコレクション」。
<映画デビュー70周年記念>「市川雷蔵映画祭」に続く角川シネマコレクション・劇場上映企画である今回は5年ぶりに「若尾文子映画祭」を開催、 今回は初の試みとして〈Side.A〉、〈Side.B〉と2つに分けて実施します。
〈Side.A〉では初披露する『青空娘』『最高殊勲夫人』の4K版を目玉に、 比較的初期の作品を中心に、明るく純粋な若尾文子を堪能できる作品18本(※当館では11本)を上映。
〈Side.B〉では同じく初披露の『妻は告白する』『清作の妻』の4K版を目玉に、 大映所属時代の中期以降の作品を中心に、濃厚な若尾文子を堪能できる作品を同じく18本(※当館では15本)上映します。
人間の表と裏、光や影などいくつもの顔やそれら女性の人生を演じた映画女優・若尾文子の魅力をスクリーンでご堪能頂けますと幸いです。


【若尾文子映画祭 SideA & SideB】
配給:KADOKAWA