
©KADOKAWA1961
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『白い巨塔』『沈まぬ太陽』などで知られる山崎豊子の小説を女性映画の巨匠・吉村公三郎が映画化。超豪華女優陣の華麗なファッションにも注目。女と男の愛欲と物欲、野望が渦巻くさまを描いた傑作。
船場のお嬢様・式子(京)は、やり手の青年・銀四郎(田宮)と服飾学院を開き事業を拡大、ファッション業界で注目の存在となるが、彼女の三人の弟子(若尾、叶、中村)たちもそれぞれに野心を秘めていた。
『女の勲章』
(1961年/110分/カラー/スコープ)
監督:吉村公三郎
出演:京マチ子、若尾文子、叶順子、中村玉緒、田宮二郎
原作:山崎豊子
脚本:新藤兼人
撮影:小原譲治
美術:間野重雄
音楽:池野成
映画女優・若尾文子———
増村保造、溝口健二、市川崑、川島雄三ら日本を代表する監督のもと、 京マチ子、山本富士子、市川雷蔵、勝新太郎、田宮二郎・・・・・・
昭和を代表する名優と共演し、女優として絶えず進化してきました。
KADOKAWAが保有する大映や角川映画の数多の作品を次世代に継承すべく、 2014年に立ち上げたブランド「角川シネマコレクション」。
<映画デビュー70周年記念>「市川雷蔵映画祭」に続く角川シネマコレクション・劇場上映企画である今回は5年ぶりに「若尾文子映画祭」を開催、 今回は初の試みとして〈Side.A〉、〈Side.B〉と2つに分けて実施します。
〈Side.A〉では初披露する『青空娘』『最高殊勲夫人』の4K版を目玉に、 比較的初期の作品を中心に、明るく純粋な若尾文子を堪能できる作品18本(※当館では11本)を上映。
〈Side.B〉では同じく初披露の『妻は告白する』『清作の妻』の4K版を目玉に、 大映所属時代の中期以降の作品を中心に、濃厚な若尾文子を堪能できる作品を同じく18本(※当館では15本)上映します。
人間の表と裏、光や影などいくつもの顔やそれら女性の人生を演じた映画女優・若尾文子の魅力をスクリーンでご堪能頂けますと幸いです。
【若尾文子映画祭 SideA & SideB】
配給:KADOKAWA