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方舟にのって~イエスの方舟45年目の真実~【第2回TBSレトロスペクティブ映画祭 実相寺昭雄特集】

©TBS

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【上映作品解説:佐井大紀】

『方舟にのって~イエスの方舟45年目の真実~』
(2024年7月6日公開/69分)

かつて「カルト教団」として大バッシングを受けた謎の集団-いま明かされる「楽園(ハーレム)」の真実
1980年、東京・国分寺市から10人の女性が突如姿を消したと報道される。彼女達を連れ去ったとされる謎の集団「イエスの方舟」。2年2ヶ月の逃避行の末、主宰者・千石剛賢が不起訴となり事件には一応の終止符が打たれる。しかし彼女たちの共同生活は、45年たった今も続いていた・・・。

監督・編集:佐井大紀
出演:千石まさ子、千石恵
イラスト制作:臼田ルリ


君はなぜ、テレビを去ったのか?
特撮前夜の幻の傑作が、いまスクリーンに蘇る・・・
-奇才の“青の時代”-

第2回目は、実相寺昭雄特集。

『ウルトラマン』などの特撮作品やATG映画、CM、オペラまで手掛け、その美学と感性で唯一無二の存在感を放った奇才。そんなクールな印象の彼も、デビューしたての20代若手社員の頃は、作品の度に異なる演出スタイルを試みる青臭いまでに熱い青年だった。今回はそんな“青の時代”に実相寺が手掛けた、ドラマ、音楽番組、ドキュメンタリーの計8作品を、60年の時を経てスクリーンに蘇らせる。

TBSレトロスペクティブ映画祭の企画について

「テレビ」というメディアの在り方が様々な角度から問われている今だからこそ、その黎明期に息づいていた「ものづくりへの熱量」を振り返ることに意味があるはず。そこで私は昨年から、独断と偏見でフィルムを掘り出しデジタル修復して再発表する「TBSレトロスペクティブ映画祭」を企画した。

第2回は、実相寺昭雄特集。いまや特撮ファンから神格化されている彼にも、まだ何者でもない時代があった。「電気紙芝居」と揶揄され映画に比べはるかに地位の低かったテレビいう場をあえて選び、試行錯誤を繰り返していた昭和の若者の熱い志を、令和のいま改めてスクリーンで堪能して欲しい。

TBSレトロスペクティブ映画祭企画 映画監督 佐井大紀

【第2回TBSレトロスペクティブ映画祭 実相寺昭雄特集】
(2025年/日本)

プロデュース:佐井大紀
エグゼクティブ・プロデューサー:津村有紀
総合プロデューサー:松田崇裕、小池博
協力プロデューサー:青木基晃、石山成人
テクニカル・マネージャー:宮崎慶太
アーカイブ・マネージャー:崎山敏也、古山徹
企画:大久保竜
協力:実相寺昭雄研究会