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蝶の眠り Butterfly Sleep

上映中~6月5日(木)※上映終了

©2017 SIGLO, KING RECORDS, ZOA FILMS

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上映中~6月5日(木)※上映終了

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死を宣告された女性小説家の選んだ人生最終章は、”愛の記憶”の物語だった。

昨年12月6日の急逝のニュースに多くのファンが悲しみに暮れた、中山美穂さん最後の主演映画『蝶の眠り』(17)。
遺伝性アルツハイマー病を宣告され、自らの余命を知る女流作家が、最後に自分の尊厳を守りながら、残る人たちに美しい記憶を残そうと静かに行動した究極の人生最終章を描いた物語。日韓合作映画で共演はキム・ジェウク。監督はチョン・ジェウン。
公開当時、中山さんは「私が演じた涼子は50代の強い女性。時間が経つにつれ儚く脆くなっていくのですが、チョン・ジェウン監督の繊細な表現と、キム・ジェウクさんの受け止めようとしてくれたお芝居が非常に切ないです。沢山の方に観て頂ければ幸いです」とコメントしている。5月以降、東京の他、大阪・京都・名古屋など全国各地での再上映も予定されている。

【STORY】
あなたが大切な人に残したい”記憶”は何ですか?

50代でありながらも美しく、若い読者にも根強いファンを持つ、売れっ子の女流小説家・松村涼子(中山美穂)。作家として成功し、満ち足りた生活を送る涼子だったが、遺伝性のアルツハイマーに侵されていることを知り、人生の終焉に向き合うことを余儀なくされる。“魂の死”を迎える前に、小説を書く以外に何かをやり遂げようと、大学で講師を務め始めた涼子。ある日、大学近くの居酒屋で、韓国人の留学生チャネ(キム・ジェウク)と出会い、ひょんなことから涼子の執筆活動を手伝うことになる。作業を進めるうち、現実と小説の世界は混沌として交差して行き、二人も徐々に惹かれあっていくのだった。しかしアルツハイマーは容赦なく進行していく。愛と不安と苛立ちの中、涼子はチャネとの関係を精算しようと決意するのだが、その思いはチャネには受け入れがたく、二人の気持ちはすれ違っていく・・・。

『蝶の眠り』 Butterfly Sleep
(2017年/日韓合作映画/日本語/111分/5.1ch/DCP)

監督・脚本・原案:チョン・ジェウン
出演:中山美穂、キム・ジェウク、石橋杏奈、勝村政信、菅田俊、眞島秀和、澁谷麻美、永瀬正敏
ストーリー・劇中小説:藤井清美
音楽:新垣 隆
エンディング・テーマ曲:「朝焼けの中で」作詞・作曲・唄 根津まなみ
配給:シグロ
配給協力:キングレコード