【上映日】(予定)
4月9(水)のみイベント付き上映
4月18(金)、4月20日(日)、4月22日(火)、4月24日(木)、4月26日(土)、4月28日(月)、4月30日(水)、
好評につき上映日追加決定!▶5月2日(金)~5月8日(木)
さらに各上映回にKYOTOGRAPHIE 2025展示に向けたメイキング映像も併映決定!
KYOTOGRAPHIE 2025開催記念『顔たち、ところどころ』特別上映!
KYOTOGRAPHIE 2025【HUMANITY】でのJR(写真家・アーティスト)展示に併せてアップリンク京都では『顔たち、ところどころ』の限定上映が決定いたしました!
行先は、はじめてなのになつかしい あの場所
映画監督アニエス・ヴァルダと、写真家でアーティストのJR。
年の差54歳の二人が、フランスの田舎街を旅しながら人々とふれあい育む、でこぼこで優しい友情。
出逢い、生活、思い出、そして人生。
まるで古いアルバムをめくるような顔、顔、顔。
「ヌーヴェルヴァーグの祖母」とも呼ばれる女性映画監督の先駆で、カンヌ、アカデミー両賞で名誉賞を受賞しているアニエス・ヴァルダ。そして、大都市から紛争地帯、様々な場所で、そこに住む人々の大きなポートレートを貼り出すアートプロジェクトで知られるアーティストJR(ジェイアール)。『顔たち、ところどころ 』は、そんなふたりがフランスの田舎街を旅しながら、人々とふれあい、作品を一緒に作り残していくロードムービー・スタイルのハートウォーミングなドキュメンタリー。


【STORY】
旅の条件は、“計画しないこと”。
映画監督アニエス・ヴァルダ(作中で87歳)と、写真家でアーティストのJR(作中で33歳)は、ある日一緒に映画を作ることにした。
JRのスタジオ付きトラックで人々の顔を撮ることにした二人は、さっそくフランスの村々をめぐり始めた。炭鉱労働者の村に一人で住む女性、ヤギの角を切らずに飼育することを信条とする養牧者、港湾労働者の妻たち、廃墟の村でピクニック、アンリ・カルティエ・ブレッソンのお墓、ギイ・ブルタンとの思い出の海岸、JRの100歳の祖母に会いに行き、J.L.ゴダールが映画『はなればなれに』で作ったルーブル美術館の最短見学記録を塗り替える・・・。
アニエスのだんだん見えづらくなる目、そしてサングラスを決して取ろうとしないJR、時に歌い、険悪になり、笑いながら、でこぼこな二人旅は続く。「JRは願いを叶えてくれた。人と出会い顔を撮ることだ。これなら皆を忘れない」とアニエスはつぶやく。
願いを叶えてくれたお礼にと、彼女はJRにあるプレゼントをしようとするが・・・。



『顔たち、ところどころ』 Visages Villages/Faces Places
(2017年/フランス/89分/1.85:1/5.1ch/DCP)
脚本・監督・出演:アニエス・ヴァルダ、JR
音楽:マチュー・シェディッド(-M-)
字幕翻訳:寺尾次郎
配給・宣伝:アップリンク