日時
上映中~終映日未定
上映中~終映日未定
03.31月
15:50—17:35
【予告6分】【R18+】
20:15—22:00
【予告6分】【R18+】
04.01火
15:50—17:35
【予告6分】【1日サービスデー¥1,300】【R18+】
20:15—22:00
【予告6分】【1日サービスデー¥1,300】【R18+】
04.02水
15:50—17:35
【予告6分】【水曜サービスデー¥1,300】【R18+】
20:15—22:00
【予告6分】【水曜サービスデー¥1,300】【R18+】
04.03木
15:50—17:35
【予告6分】【R18+】
20:15—22:00
【予告6分】【R18+】
2021年に英国アカデミー賞にノミネートされた同名の短編を基に、サム・H・フリーマンとン・チュンピンが長編映画として大胆に昇華させた本作は、ベルリン国際映画祭で初披露され、観客に衝撃を与えるとともに同時に大きな称賛を集めた。差別的な動機による暴力で心身に深い傷を負ったドラァグパフォーマーが、自らを襲撃した男と危うい駆け引きの渦に引き込まれていく。支配と服従が交錯する先に待つのは、復讐か、それとも赦しか。心をかき乱すラストが、あなたの奥底に眠る感情を呼び覚ます。
ナイトクラブのステージで観客を魅了するドラァグクイーン、ジュールズ。ある夜、ステージを終えた彼は、タトゥーだらけの男プレストンと出会う。だが、その出会いは突然、憎悪に満ちた暴力へと変わり、ジュールズの心と体には深い傷が刻まれる。舞台を降り、孤独な日々を送りながら、彼は痛みと向き合い続けていた。
数ヶ月後、偶然立ち寄ったゲイサウナでジュールズはプレストンと再会する。ドラァグ姿ではない彼を、プレストンは気づかぬまま誘う。かつて憎悪に駆られジュールズを襲った男が、実は自身のセクシュアリティを隠していたことを知ったジュールズ。彼はその矛盾を暴き、復讐を果たすため、密会の様子を記録しようと計画する。
ところが、密会を重ねるたび、プレストンの暴力的な仮面の奥にある脆さと葛藤が浮かび上がる。プレストンの本質に触れるたび、ジュールズの心にもまた説明のつかない感情が芽生え始める。待ち受けるのは復讐か、それとも──。
『FEMME フェム』FEMME
(2023年/イギリス/英語/98分/カラー/シネマスコープ/5.1ch/R18+)
監督・脚本:サム・H・フリーマン、ン・チュンピン
出演:ネイサン・スチュワート=ジャレット、ジョージ・マッケイ、アーロン・ヘファーナン、ジョン・マクリー、アシャ・リード
製作:ヘイリー・ウィリアムズ&ディミトリス・ビルビリス
撮影:ジェームズ・ローズ
編集:セリーナ・マッカーサー
プロダクションデザイン:クリストファー・メルグラム
衣装:ブキ・エビエスワ
音楽:アダム・ヤノタ・ブゾウスキ
字幕翻訳:平井かおり
配給:クロックワークス