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【インディアンムービーウィーク2025】

上映中~3月27日(木)

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上映中~3月27日(木)

詳細 DETAIL

国語が存在せず、地域ごとに公用語が並立する多言語大国インド。

その映画産業もまた、言語ごとに幾つにも分かれ、それぞれが独自の映画的風土をもち、各言語を母語とする観衆から厚い支持を得ています。
インディアンムービーウィークでは、映画製作がさかんなインドの言語圏から日本未公開作品を中心に選び、多様なインド映画を字幕付きで紹介します。
初上映2作品を含む、タミル語、マラヤーラム語、ヒンディー語の全10作品を上映します。

【上映作品】

チェンナイの夜 Maanagaram
(2017年/タミル語/137分/G)


©Potential Studios

巡り合わせの夜

就職活動中のパラニ、ギャングに狙われるジーヴァー、タクシー運転手ナタラージ。
バーに居合わせた無関係な3人の行動が複雑にもつれて予期せぬ方向に向かう、ハイパーリンク・スリラー。

監督:ローケーシュ・カナガラージ
出演:シュリー、サンディープ・キシャン、レジナー・カサーンドラ、チャーリ


ガンディー わが父 Gandhi My Father
(2007年/ヒンディー語/140分/G)


©Anil Kapoor Film Company ©Eros Worldwide

ガンディーと息子の知られざるドラマ

病院に担ぎ込まれた瀕死の男は、マハートマー・ガンディーの長男ハリラールだった。息子は父のような弁護士を志したが挫折。生涯にわたり生業を持てず、父とはぎくしゃくした関係が続いた。
実話に基づくドラマ。第20回東京国際映画祭での上映作品を、新字幕にてIMW初上映。

監督:フィローズ・アッバース・カーン
出演:アクシャイ・カンナー、シェーファーリー・シャー、ダルシャン・ジャリーワーラー、ブーミカー・チャーウラー


満ちる潮の物語 Mosayile Kuthira Meenukal
(2014年/マラヤーラム語/131分/G)


© Frames Inevitable

キリスト教徒とイスラーム教徒の友情

キリスト教徒のアレックスは刑務所から脱獄し、脱走中に出会ったアクバル・アリという男とともに、成り行きからラクシャドウィープ諸島にたどり着く。
アクバルは、イスラームの離婚の掟に翻弄されていた。

監督:アジット・ピッライ
出演:アーシフ・アリ、サンニ・ウェイン、スワーティ・レッディ、ジャナニ・アイヤル


PS1 黄金の河 Ponniyin Selvan Part One
(2022年/タミル語/167分/G)


©Madlas Talkies ©Lyca Productions

人気大河小説の映画化作品

10世紀末のタミル地方中部、チョーラ朝は最盛期を目前にするが、王は病に臥し、宮廷では王位簒奪の陰謀が進行していた。それに対抗する王家の人々と若き騎士の活躍。
マルチスターの歴史絵巻、2部作の前編。

監督:マニラトナム
出演:ヴィクラム、アイシュワリヤー・ラーイ、ジェヤム・ラヴィ、カールティ、トリシャー・クリシュナン


PS2 大いなる船出 Ponniyin Selvan Part Two
(2023年/タミル語/165分/PG12)


©Madlas Talkies ©Lyca Productions

歴史絵巻の完結編

敵襲を受け荒波に沈みながらも、アルンモリ王子は一命を取り留める。
2人の王子と聡明な王女は結束を新たにするが、復讐に燃える美女ナンディニとパーンディヤ国残党の魔の手が彼らに迫る。

監督:マニラトナム
出演:ヴィクラム、アイシュワリヤー・ラーイ、ジェヤム・ラヴィ、カールティ、トリシャー・クリシュナン


ジガルタンダ Jigarthanda
(2014年/タミル語/171分/PG12)


©Group Company

新進監督とギャングの奇妙な出会い

映画監督を目指すカールティクは、プロデューサーからの提案でギャングの抗争をテーマにした映画をつくることになり、マドゥライの凶悪なギャングのボスにアプローチする。

監督:カールティク・スッバラージ
出演:シッダールト、ボビー・シンハー、ヴィジャイ・セードゥパティ


ジガルタンダ・ダブルX Jigarthana Double X
(2023年/タミル語/172分/PG12)


©Stone Bench Films ©Five Star Creations ©Invenio Origin

激烈な社会批評が盛り込まれた話題作

不可解な事件に巻き込まれた新米警察官キルバイは悪徳警視に脅され、マドゥライのギャングのボス、シーザーの暗殺を命じられる。
彼は映画監督のふりをしてシーザーに近づく。

監督:カールティク・スッバラージ
出演:ラーガヴァー・ローレンス、S・J・スーリヤー、ニミシャ・サジャヤン


女神たちよ Iraivi
(2016年/タミル語/158分/G)


©Thirukumaran Entertainment

身勝手な男たちをめぐる群像ドラマ

映画監督のアルルと幼なじみのマイケルは、内面に抱える問題のストレスを妻にぶつける日々。
アルルの弟ジャガンが女神像の密売に手を出したことから、彼らの運命は思わぬ方向に転がっていく。

監督:カールティク・スッバラージ
出演:S・J・スーリヤー、ヴィジャイ・セードゥパティ、ボビー・シンハー、アンジャリ、カマリニ・ムカルジー、カルナーカラン


囚人ディリ Kaithi
(2019年/タミル語/145分/PG12)


©Dream Warrior Pictures ©Vivekananda Pictures

頼れるのは一人の囚人だけだった

元囚人のディリは、数十名の警官がクスリを盛られ意識を失った現場に居合わせ、警官たちを80キロ先の病院に運ぶトラックを運転することに。道中には敵対勢力の襲撃が待ち構えていた。

監督:ローケーシュ・カナガラージ
出演:カールティ、ナレーン、アルジュン・ダース、ジョージ・マリヤーン


デーヴダースDevdas
(2002年/ヒンディー語/183分/G)日本語字幕版


©Red Chillies Entertainment ©Mega Bollywood ©Eros Worldwide

何度も映画化された古典的な悲恋物語を、
華麗なダンスシーンと共に作り上げた映像美の世界。

大地主の息子デーヴダースは留学から戻る。幼なじみのパーローは彼が生家に戻るよりも先に会いに行くほど愛している相手だったが、家族は身分の違いを理由に結婚に反対する。パーローは年が離れた富豪に嫁がされ、失意のデーヴは高級娼館に通い、娼婦チャンドラムキーの慈愛もはねのけ、酒浸りとなる。
何度も映画化された古典的な悲恋物語を、華麗なダンスシーンと共に作り上げた映像美の世界。

監督:サンジャイ・リーラー・バンサーリー
出演:シャー・ルク・カーン、アイシュワリヤー・ラーイ、マードゥリー・ディークシト


【インディアンムービーウィーク2025】
主催:SPACEBOX