日時
上映中~2月19日(水)※上映終了
上映中~2月19日(水)※上映終了
名バイプレイヤーとして知られるジョン・キャロル・リンチが、全ての者に訪れる人生の終わりについて、2017年9月に亡くなったハリー・ディーン・スタントン自身の人生にもなぞらえて描いた、ラブレターともいえる初監督作品。ラッキーの友人役としてこれまでにハリー・ディーンの出演作を何本も監督してきたデヴィッド・リンチが出演している。
神など信じずに生きてきた90歳のラッキーは、今日もひとりで住むアパートで目を覚まし、コーヒーを飲みタバコをふかす。ヨガを5ポーズ、21回こなしたあと、テンガロンハットをかぶり、行きつけのダイナーにでかけることを日課としている。店主のジョーと無駄話をかわし、ウェイトレスのロレッタが注いでくれたミルクと砂糖多めのコーヒーを飲みながら新聞のクロスワード・パズルを解くのがラッキーのお決まりだ。そして帰り道、理由は分からないが、植物が咲き乱れる有るの場所の前を通る際に決まって「クソ女め」とつぶやくことも忘れない。
ある朝、突然気を失ったラッキーは人生の終わりが近づいていることを思い知らされ、初めて「死」と向き合うが——
『ラッキー』
(2017年/アメリカ/英語/88分/1:2.35/5.1ch/DCP)
監督:ジョン・キャロル・リンチ(『ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ』出演)
出演:ハリー・ディーン・スタントン(『パリ、テキサス』『レポマン』『ツイン・ピークス The Return』)、デヴィッド・リンチ(『ツイン・ピークス』『インランド・エンパイア』監督)、ロン・リビングストン(『セックス・アンド・ザ・シティ』)
配給・宣伝:アップリンク