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恋脳Experiment Kisspeptin Chronicles

4月11日(金)公開

©2023 ぴあ、ホリプロ、電通、博報堂DYメディアパートナーズ、一般社団法人PFF

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4月11日(金)公開

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「恋を、しなくては。」の呪いを解き放て

幼少期から思春期、大人になるまでのひとりの女性の恋愛経験を通し、人生で直面するさまざまな“呪い”をコミカルかつ辛辣にあぶり出していく映画『恋脳Experiment』。

主人公・仕草を演じるのは、2024年ヴェネツィア国際映画祭オリゾンティ部門出品で話題となった映画『HAPPYEND』での鮮烈な演技も記憶に新しい祷キララ。絵を描くことが好きで想像力豊かな仕草を好演する。
大学時代の仕草の恋人・佐伯を演じるのは、映画やドラマ、MVなど各方面から引っ張りだこの平井亜門。2020年、映画館でロングラン上映となったヒット作『アルプススタンドのはしの方』での演技が各方面から高く評価され、以後、数多くの映画に立て続けに出演。本作では仕草と同じ美術大学でコンテンポラリーダンスに情熱を注ぐ、ストイックで高慢な“芸術家気取り”のキャラクターを自然体で演じる。
社会人になった仕草を優しくフォローする金子役には、近年次々と話題作に出演する中島歩。今年はカンヌ国際映画祭で国際映画批評家連盟賞受賞をした映画『ナミビアの砂漠』のほか、大ヒットドラマ『不適切にもほどがある!』などに出演。映画『HAPPYEND』では、祷キララと再び共演を果たしている。

監督を務めたのは、アニメーション制作を中心に活躍している岡田詩歌。2021年、東京藝術大学大学院映像研究科アニメーション専攻の修了作品として制作した短編『Journey to the 母性の目覚め』が「第43回ぴあフィルムフェスティバル」のPFFアワード2021で審査員特別賞を受賞。その後、橋口亮輔監督や荻上直子監督、李相日監督、石井裕也監督などを世に送り出してきたPFFスカラシップの対象者に選出され、本作で実写長編デビューを果たした。これまでも女性性やジェンダーをテーマにした作品を多く手がけ、本作では「恋愛にまつわる強迫観念」をテーマに脚本(共同)と監督を務めた。

【STORY】
人生で直面するさまざまな“呪い”に気づき、向き合う女性の物語

幼い頃からおままごとやお姫様ごっこをして遊ぶのが好きだった山田仕草(やまだしぐさ)。
中学生になり、女子校に通う仕草(大月美里果)は、塾からの帰り道、同じ塾に通う晴人と女子がケンカをしているのを見かける。ひとりになった晴人を、仕草は追いかけて声をかける。「もしよかったら私と付き合ってください!」。晴人は、名前も知らない仕草からの突然の告白に驚きながらも二つ返事でOKする。しかし、その後、仕草には思いがけない展開が待ち受けていた。

数年後、美大生となった仕草(祷キララ)は、就職活動中。同級生の恋人・佐伯翔太(平井亜門)は、コンテンポラリーダンスに情熱を注いでいる。佐伯は自分が取り組んでいる卒業制作について熱く語り、仕草の話に耳を傾けないばかりか就活をする同級生たちをこき下ろす。後日、自分が卒業制作の準備がうまく行かない原因は恋愛をしているせいだと思い、仕草に一方的に別れを告げる。

大学を卒業後、デザイン事務所に就職した仕草は、憧れのデザイナー・西川(小林リュージュ)の下で働き始める。西川はセクハラ、パワハラが常習化していた。休日、仕草は西川の自宅で開催されるホームパーティに呼ばれるが、そこでもこきつかわれる。そんな中、ホームパーティに参加していた西川の元同僚・金子エイジ(中島歩)は、仕草の姿を見かねて手伝ってくれる。仕草はついに“理想的な男性”に出会えたかに見えたのだが・・・。

『恋脳Experiment』 Kisspeptin Chronicles
(2023年/カラー/110分/DCP)

監督:岡田詩歌
出演:祷キララ、平井亜門、中島歩、河井青葉、大月美里果、佐藤和太、二見悠、中山雄斗、門田宗大、関谷翼、小林リュージュ、小野まりえ、川郷司駿平、佐藤京、中島多羅
脚本:岡田詩歌、岡田和音
配給・宣伝:ストロール