日時
11月22日(金)~上映
11月22日(金)~上映
11.22金
10:00—12:15
【予告5分】【金割サービスデー¥1,500】
11.23土
12:00—14:10
【上映後舞台挨拶】【登壇者】葛山喜久(本作監督・製作・構成・編集)
11.24日
10:00—12:15
【予告5分】
11.25月
10:00—12:15
【予告5分】
11.26火
10:00—12:15
【予告5分】
11.27水
10:00—12:15
【予告5分】【水曜サービスデー¥1,300】
11.28木
10:00—12:15
【予告5分】
日本を代表する芸術家、岡本太郎(1911-1996)は、1959年と1966年、「沖縄」に旅をした。
きっかけは、日本人としてのアイデンティティを探し求めて、日本再発見の旅に出たことだった。その旅の、いちばん最後にぶつかったのが「沖縄」であったのだ。彼の究めたかったものとは、日本人とは何か?自分自身とは何か?の答えを求めることだった。
60年以上も前の沖縄の旅で、太郎が捉えたものとは、素っ裸で生きる人々の‘痛切な生命のやさしさ’だったという。
岡本太郎は、「沖縄とは、私にとって一つの恋のようなものだった」と言うほど、全身、全存在をこの対象にぶつけた。そして岡本太郎は、ある結論を導き出す。
岡本太郎は、自ら沖縄へ溶け込み、そして沖縄で自分自身と出逢ったのだ。それほどまでに恋した太郎の沖縄とは、一体何だったのか?
そして、「岡本太郎の沖縄」は、今の私たちに何を投げかけ、今の私たちとどうつながるのか?それを確かに、もう一度、復帰52年の今、太郎に導かれて沖縄を旅するドキュメンタリー映画である。
本作は、前作から取材を重ねながら更に数年かけて、再構成・再編集した「ドキュメンタリー映画 岡本太郎の沖縄(完全版)」である。
岡本太郎
1911年生まれ。18歳でパリに渡り、画家として抽象芸術運動に参画し、パリ大学で哲学・社会学を学び、さらに碩学マルセル・モースの直弟子となって民族学に打ち込んだ。戦後、日本で前衛芸術運動を展開し、問題作を次々と社会に送り出す。51年に縄文土器と遭遇し、その後、現実の日本の中にその手ごたえを求めて「日本再発見」の旅に出る、その旅の最後にぶつかったのが「沖縄」(‘59)だった。66年には久高島イザイホーを取材する。70年大阪万博のテーマプロデューサーに就任。太陽の塔を制作し、国民的存在になる。96年に没した後も、若い世代に大きな影響を与え続けている。
『岡本太郎の沖縄(完全版)』
(2018年/日本/130分/DCP)
監督・製作・構成・編集:葛山喜久
語り:井浦新
企画:杞憂ティダ
撮影:山崎裕、中村夏葉
プロデューサー:新里一樹(沖縄テレビ開発)
音楽:嘉手苅林昌、大島保克、Ronny Fray
製作:シンプルモンク(岡本太郎の沖縄製作委員会)