上映後リモートトークショー
10月12日(土)13:30の回上映終了後
登壇者:川上泰徳
10月13日(日)13:30の回上映終了後
登壇者:川上泰徳
10月17日(木)18:00の回上映終了後
登壇者:川上泰徳
10月19日(土)13:30の回上映終了後
登壇者:川上泰徳
※UPLINK吉祥寺でのイベント中継となります。
※予告なく変更になる場合がございます。予めご了承ください。
中東ジャーナリスト・川上泰徳が2024年7月から8月にかけて1か月、
パレスチナとイスラエルの現地取材を記録した映像レポート
2023年10月7日、イスラエルに「壁(分離壁)」で封鎖されたガザからパレスチナの武装組織ハマスが越境攻撃を行い、それに対してイスラエル軍による「壁の向こう」へのすさまじい報復攻撃が始まって1年。死者は4万人をこえる惨状のなか、人道危機が続いています。
外国人ジャーナリストがガザに入ることはできせませんが、同じく「壁」で分離されたヨルダン川西岸のパレスチナ自治区でも、イスラエル軍による攻撃・破壊やユダヤ人入植者の暴力が激化しています。
一方、「壁の内」側のイスラエルではハマスからの人質解放のための停戦を求める大規模なデモが起きています。
しかし、反戦デモではありません。国民の多くが「壁の外」で起きているガザの惨状や、西岸の占領下にあるパレスチナ人の苦しみを知らないという驚くべき状況がみえてきました。その中で「壁の向こう」側での自国軍の加害を知り兵役拒否を決断した若者たちとも出会いました。ガザで起こっていることを理解するために、ジャーナリストが「壁の外と内」を歩き、現場を訪ね、人々にインタビューをした臨場感をあなたも体験できる機会となるでしょう。
川上泰徳(かわかみ やすのり)/ 中東ジャーナリスト
元朝日新聞記者。特派員としてカイロ、エルサレムに駐在。2002年にパレスチナ報道でボーン・上田記念国際記者賞。
著書に『ハマスの実像』(集英社新書)、『シャティーラの記憶 パレスチナ難民キャンプの70年』(岩波書店)、『戦争・革命・テロの連鎖 中東危機を読む』(彩流社)、『中東の現場を歩く』(合同出版)など。
『“壁“の外と内: パレスチナ・イスラエル現地最新報告会』(2024年/日本/90分)
製作:川上泰徳
配給宣伝:UPLINK