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上映中~11月14日(木)
上映中~11月14日(木)
第73回アカデミー賞 監督賞・脚本賞・助演女優賞ノミネート
第54回英国アカデミー賞英国作品賞、主演男優賞、助演女優賞 受賞
第25回日本アカデミー賞 最優秀外国作品賞 受賞
2000年カンヌ国際映画祭監督週間クロージング作品
2000年9月にイギリス公開された本作は、世界の映画祭で高い評価を受け1億ドル超えの大ヒット、日本でも2001年1月から公開されると、少年ビリーが偏見や環境に負けず、夢に突き進む姿に多くの観客が胸を熱くした不朽の感動作だ。
監督は本作で長編デビューとなったスティーヴン・ダルドリー。『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』、『愛を読むひと』など上質なドラマの名手として知られ、本作から3作続けてアカデミー賞の監督賞・作品賞の候補となる快挙を成し遂げている。
またバレエ・ダンサーを夢見る主人公ビリーを演じたのは、『ロケットマン』や『異人たち』など今や世界的な実力派俳優となったジェイミー・ベル。当時13歳だった彼は、2000人を超える候補者の中からオーディションで選ばれた。
ビリーにとって踊ることは、自分を表現する手段。軽やかな動きでなく、力強く激しく「これが僕のバレエなんだ」と訴えてくるダンスシーンの数々は圧巻だ。
さらに、世界的バレエ・ダンサーのアダム・クーパーが特別出演しているのも見逃せない。
音楽は70年代に一世を風靡したグラムロックのT.レックスによる名曲の数々や、ザ・クラッシュ、ザ・ジャムの人気曲などが使用され、ビリーの心に寄り添うように鳴り響き、観る者のすべての魂が揺さぶられる。また本作に深く感動したエルトン・ジョンが、ミュージカル化を熱望。今や大人気のミュージカル『ビリー・エリオット』が誕生した。
ビリーの夢はやがて家族の大きな夢へと変わっていくー。
夢を持つすべての人に贈る<大切な一本>になる、ビリーの情熱と家族愛に胸アツな青春ドラマの大傑作だ。
1984年、イングランド北東部の炭鉱町。
母を亡くした11歳の少年ビリーは、炭鉱労働者の父に言われ、ボクシング教室に通わされている。
ある日、偶然目にしたバレエ教室のレッスンに興味を抱いたビリーは、女の子たちに混ざってこっそりレッスンに参加するようになる。
そしてビリーはバレエの先生ウィルキンソンによってバレエ・ダンサーとしての才能を見い出され、彼女の指導のもとでめきめきと上達していくが・・・。
『リトル・ダンサー デジタルリマスター版』
(2000年/イギリス/110分/カラー/1:1.85/5.1ch/G)
監督:スティーヴン・ダルドリー
出演:ジェイミー・ベル、ジュリー・ウォルターズ、ゲイリー・ルイス、ジェイミー・ドレイヴン、ジーン・ヘイウッド、スチュアート・ウェルズ、アダム・クーパー
脚本:リー・ホール
製作:グレッグ・ブレンマン、ジョン・フィン
撮影:ブライアン・トゥファーノ
編集:ジョン・ウィルソン
音楽:スティーヴン・ウォーベック
振付:ピーター・ダーリング
配給:シンカ
後援:ブリティッシュ・カウンシル