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方舟にのって~イエスの方舟45年目の真実~

9月27日(金)公開

(c)TBS

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9月27日(金)公開

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彼女たちはまだ共同生活を続けていたー
それは狂気か?生きるための連帯か?

かつてカルト教団として、日本を騒然とさせた謎の集団
いま明かされる「楽園(ハーレム)」の真実

「人が隠れるのは 人の中なんですよ」「私たち、悪いっていう意識は全くないので」

1980年、東京・国分寺市から10人の女性が突如姿を消したと報道され、世間から激しいバッシングを受けた謎の集団「イエスの方舟」。騒動から45年もの長い年月が経過し、現在の彼女たちの姿を追った佐井大紀監督(『日の丸 〜寺山修司40年目の挑発〜』)による最新作となる長編ドキュメンタリー『方舟にのって〜イエスの方舟45年目の真実〜』の劇場公開版予告編が解禁となった。
予告編では、当時の狂騒的な様相が、TBSに残る貴重なアーカイブ映像を通してセンセーショナルに描かれている。何より驚かされるのが、中盤以降に顔出しで登場する「現在の彼⼥たち」の姿だ。2001年にイエスの方舟を主宰する「おっちゃん」こと千石剛賢が死去した後も、彼⼥たちは⽣きるために福岡・中洲で「シオンの娘」と名付けたクラブ(キャバレー)を経営。水商売で生計を⽴てながら、聖書を学びつつ共同生活を続ける様は、常軌を逸した行為ともシスターフッドとも⾒えるかもしれない。「ハーレム教団?そんなのがあったね」と興味本位で見た者は、メディアによって作られてきたパブリックイメージとは全く別の、彼女たちの生き方に慄き、衝撃を受けること間違いないはずだ。

「鑑賞後もあなたは、“ハーレム教団”と呼びますか?」

『⽅⾈にのって〜イエスの方舟45年目の真実〜』
(2024年/日本/69分/ステレオ/ 16:9)
監督:佐井大紀
製作:TBSテレビ
配給:KICCORIT
配給協力:Playtime