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夏の終わりに願うこと Tótem

上映中~8月29日(木)※上映終了

© 2023- LIMERENCIAFILMS S.A.P.I. DE C.V., LATERNA FILM, PALOMA PRODUCTIONS, ALPHAVIOLET PRODUCTION

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上映中~8月29日(木)※上映終了

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第73回 ベルリン国際映画祭 エキュメニカル審査員賞
第96回 アカデミー賞国際長編映画賞®ショートリスト

最愛の父の誕生日。
少女がたどる一歩に、誰もが“初めての別れ”を思い出す─。

7歳の少女・ソルは、父・トナの誕生日パーティーのため祖父の家を訪ねる。病気で療養中の父と久しぶりに会えることを喜ぶソルだったが、身体を休めているから、となかなか会わせてもらえない。従姉妹たちと無邪気に遊びまわることも、大人たちの話し合いに加わることもできず、いらだちや不安が募るばかり。やがて父との再会を果たしたとき、それまで抱えていた思いがあふれ出し、ソルは“新たな感情”を知ることになる。よろこび、悲しみ、希望、落胆。波打つ自身の感情の変化に戸惑いながらも、物語のラスト、少女が願ったこととは―?

1日を通して揺れ動く少女の心を瑞々しく描ききったのは、新鋭 リラ・アビレス「メキシコ映画界の新たなパイオニア(IndieWire)」とも評される彼女の最新作は、長編2作目ながらベルリン国際映画祭エキュメニカル審査員賞を受賞し、東京国際映画祭ほか70以上の映画祭で上映。アカデミー賞®国際長編映画賞のショートリストにも選出されるなど、世界中で注目を集めた。主演を務めるのは、映画初出演のナイマ・センティエス。個性豊かな登場人物たちとのアンサンブルが見る者を魅了する。誰もが大切な記憶を思い出す、人間ドラマの傑作が遂に日本公開を迎える。

【STORY】
ずっと一緒に、いられたら

ある夏の1日。7歳の少女・ソルは、母に連れられて父・トナの誕生日パーティーのため祖父の家を訪ねる。病気で療養中の父と久しぶりに会えることを無邪気に喜ぶソルだったが、準備に駆け回る家族の異変に気が付いていく。よろこびや戸惑い、希望や不安…それぞれが抱える思いが交差するなか、パーティーが始まろうとしていた——。

『夏の終わりに願うこと』 Tótem
(2023年/メキシコ・デンマーク・フランス/95分/カラー/スタンダード)

監督・脚本:リラ・アビレス
出演:ナイマ・センティエス、モンセラート・マラニョン、マリソル・ガセ、マテオ・ガルシア・エリソンド、テレシタ・サンチェス
後援:メキシコ大使館
配給:ビターズ・エンド