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ゆるし

上映中~5月30日(木)

日時

上映中~5月30日(木)

料金

一般¥1,600/シニア(60歳以上)¥1,300/ユース(19歳~22歳)¥1,100/ アンダー18(16歳~18歳)¥1,000/ジュニア(15歳以下)¥800/障がい者割引 ¥1,000/UPLINK京都会員¥1,100(土日祝¥1,300)/UPLINK京都ユース会員(22歳以下)いつでも¥900

詳細 DETAIL

新興宗教で洗脳された過去をもつ監督が、
宗教虐待に切り込んだ衝撃作。

ある宗教二世が残した一通の遺書。
そこには、宗教虐待の実態、そして当たり前の自由を求めながらも、親への捨てきれぬ愛ゆえに苦しんだ少女の痛みが、どこまでも繊細に鮮明に残されていた。
その遺書に感化され、自身も新興宗教で洗脳された過去をもつ平田うらら監督が、宗教虐待の実態を映画化。
フィクションでありながら、宗教虐待というテーマを娘、母、祖母ら3世代の視点を交えて多角的に描いた。

本作の音響観衆は映画『aramaki』『Shikasha』(平林勇監督作品)でベルリン国際映画祭、カンヌ国際映画祭にノミネートされた飯嶋慶太郎が担当。
親に誕生日を喜んでもらうこと、辛い時に抱きしめてもらうこと。そして『ゆるされること』。
そんな当たり前を最期まで求めたすずの叫びが、あなたの心をを打つ。

アップリンクによるストリーミング・マガジン【DICE+】にて『ゆるし』を紹介!
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【STORY】
お母さん、自由は罪ですか?

「光の塔」の信者である母・恵(安藤奈々子)から厳しい宗教教育を受けてきたすず(平田うらら)は、教えに反することをすると鞭で打たれるなど虐待を受けてきた。
ある日、すずは学校で献金袋を盗まれ、お金を借りるために祖母の紀子(中村ひろみ)に会いに行く。そこで虐待の事実を知った紀子と祖父の勝男(大月伸昭)はすずを匿い、3人の細やかで幸せな生活が始まる。

すずは、紀子と勝男から愛されて暮らすことで、「世の人はサタンにそめられている」という教えを疑い始める。しかし教えに疑問をもてば、サタンに堕ちる。それは、すずにとって、母との永遠の決別を意味していた。
一方で、すずは紀子や勝男の話を通して入信する前の母の姿を知る。優しかった母はなぜ変わってしまったのか。恵の知られざる姿をしるうちに、辛くも衝撃的な真実が浮かび上がる。

恵が自由を手放してまで求めた「ゆるし」とは。
恵の人生を狂わせた、人の心の奥底に眠る弱さに触れた時、2人の運命が絡みだし、事態はとんでもない方向へと進みだす。

『ゆるし』(2023年/58分/日本)
監督・脚本:平田うらら
出演:平田うらら、安藤奈々子、中村ひろみ、唐芊、大月伸昭、青山心夏、成田マイケル理希、山本浩貴、進藤沙也佳、川瀬知佐子、目黒陽都、七波菜々子
配給:ユーラフィルムズ