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クレオの夏休み Àma Gloria/Ama Gloria

上映中~8月1日(木)※上映終了

Ⓒ2023 LILIES FILMS

日時

上映中~8月1日(木)※上映終了

料金

一般¥2,000/シニア(60歳以上)¥1,300/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(16歳~18歳) ¥1,000/ジュニア(15歳以下)¥800/UPLINK京都会員¥1,100(土日祝¥1,300)/UPLINK京都ユース会員(22歳以下)いつでも¥900/障がい者割引¥1,000

詳細 DETAIL

大好きなあなたに、あいにいく——

天才少女の名演と、深い愛の物語に世界が感涙。

本作は、6歳の少女とナニー(乳母)の血のつながりを超えた深い愛の絆を、少女の目線で瑞々しくまっすぐに見つめた感動作。

主人公クレオを演じたのは、撮影当時5歳半だったルイーズ・モーロワ=パンザニ。公園で遊んでいたところを偶然キャスティングディレクターが見かけたことで抜擢され、演技未経験者にも関わらず、豊かな感情表現と存在感で、世界中から絶賛を集めた。監督は、前作『Party Girl』(共同監督)でカンヌ国際映画祭のカメラドール(新人監督賞)を受賞し、本作が長編単独監督デビューとなる新鋭マリー・アマシュケリ

愛にあふれた物語の中に、移民の女性がナニーとしてフランスの少女を育てるという、現在の欧州にみられる経済格差の構図も潜ませた。幼い頃にナニーの女性に育てられた監督の実体験を、彼女への感謝の気持ちを込めて物語にしようと思い立ったことが本作『クレオの夏休み』の始まりだという。
製作は『燃ゆる女の肖像』などセリーヌ・シアマ監督作品をデビュー作『水の中のつぼみ』から手掛けるLilies Filmsが務め、主要スタッフはほぼ全員女性で作り上げられた。  

揺れる幼い心象風景がアニメーションを交えた映像でエモーショナルに綴られ、すべてが新鮮なひと夏の旅の体験を通して、人生と世界に自分ひとり全力で向き合う、小さな成長の一歩を描き出していく本作。

あの時間が、いつまでもずっと続くと思っていた・・・誰しもの心の奥にある“子供の頃の記憶”を呼び起こし優しく包み込んでくれる、涙と笑顔が止まらない温かな一作が誕生した。

【STORY】
パリから、アフリカの島国カーボベルデへ。
6歳の少女は大好きな人を追いかけ、ひとり初めての旅に出る——

父親とパリで暮らす6歳のクレオは、いつもそばにいてくれるナニー(乳母)のグロリアが世界中の誰よりも大好き。

お互いに本当の母娘のように想いあっていた2人だったが、ある日、グロリアは遠く離れた故郷へ帰ることに。突然の別れに戸惑うクレオを、グロリアは自身の子供たちと住むアフリカの家へ招待する。

そして夏休み、クレオは再会できる喜びを胸に、ひとり海を渡り彼女のもとへ旅立つ・・・。

『クレオの夏休み』 Àma Gloria/Ama Gloria
(2023年/フランス/フランス語、カーボベルデ・クレオール語/83分/G/カラー/1.42:1/5.1ch)

監督:マリー・アマシュケリ
出演:ルイーズ・モーロワ=パンザニ、イルサ・モレノ・ゼーゴ
製作:Lilies Films『燃ゆる女の肖像』『秘密の森の、その向こう』
日本語字幕:星加久実
配給:トランスフォーマー