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日の丸~寺山修司40年目の挑発~【TBSレトロスペクティブ映画祭】

©TBS

料金

一般¥1,500/シニア(60歳以上)¥1,300/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(18歳以下) ¥1,000/ジュニア(15歳以下)¥800/UPLINK京都会員¥1,100(土日祝¥1,300)/UPLINK京都ユース会員(22歳以下)いつでも¥900/障がい者割引¥1,000

詳細 DETAIL

【STORY】
TBSドキュメンタリー史上最大の問題作が、半世紀の時を経て現代に甦る

『日の丸』放送から50年後の2017年、 新人研修で本作に出会った私は、メディア論的な実験精神と社会に切り込む挑発性を持った作風に強い衝撃を受けた。

「現代に同じ質問をしたら・・・?」二つの時代を対比させ「日本」や「日本人」の姿を浮かび上がらせようと、私は自ら街頭に立った。

様々な実験がなされていた60年代をノスタルジックに振り返るのではなく、その普遍的な新しさを後継しテレビが成熟しきった現代に一石を投じる作品を目指した。
 
『日の丸~寺山修司40年目の挑発~』(2023年2月24日公開/87分)
監督・編集:佐井大紀
出演:金子怜史、安藤紘平、シュミット村木眞寿美、今野勉
語り:堀井美香、喜入友浩(TBSテレビ)
イラスト制作:臼田ルリ
配給:KADOKAWA


TBSレトロスペクティブ映画祭の企画について

昨今「テレビはオワコンだ」とよく聞くが、
かく言う貴方は本当の“テレビ”を知っているのか?

TBSではテレビ黎明期から現在に至るまで、メディア論を根本から問う名作ドキュメンタリーが数多く制作されてきた。しかしそれらの多くは、放送後ほとんど視聴の機会に恵まれず、暗く冷たいテープ倉庫の中で今も静かに眠ったままなのだ。そこで私は独断と偏見でいくつかのフィルムを取り出し、デジタル修復して世に再発表する「TBSレトロスペクティブ映画祭」を企画した。

第1回は、拙作『日の丸~寺山修司40年目の挑発~』の原型である『日の丸』を手掛けた巨人・寺山修司特集。フィルムの保存状態によって修復に限界があった作品も少なくないが、作品そのものが持つ熱量と説得力は今でも我々の胸に迫ってくる。故きを温ね新しきを知る・・・
そうこれこそが、自由で可能性に満ちた“テレビ”の本来の姿なのだ!
第2回、第3回の作品選定の合間を縫い、私も大画面のスクリーンで堪能したいと思う。

TBSレトロスペクティブ映画祭企画 映画監督 佐井大紀


【TBSレトロスペクティブ映画祭】
企画・プロデュース:佐井大紀
エグゼクティブ・プロデューサー:大久保竜
プロデューサー:津村有紀
テクニカル・マネージャー:宮崎慶太
製作著作:TBS
配給:TBS DOCS